ごあいさつ

理事長のごあいさつ

理事長 喜多悦子

理事長 喜多悦子

笹川記念保健協力財団は、笹川良一(日本財団初代会長)、石館守三(初代理事長)により、1974年に創設されて以来、様々な関係者のご支援、内外の多数の人々との交流によって、今日まで歩んでまいりました。

改めて、ご交誼頂いてまいりました皆さまに心から感謝申し上げます。

財団活動は、「ハンセン病対策」、「ホスピス緩和ケア推進」、「公衆衛生の向上」に分かれます。ハンセン病対策は、身体的な疾病制圧とともに、近年、世界に先駆けて、この病気に由来するさまざまな人権的社会的問題の解消にも取り組んでおります。ホスピス緩和ケア推進は、いつでも、何処でも、あらゆる病に向きあう人々とその家族のクオリティ・オブ・ライフ(生活の質、人生の質と人々の尊厳)の向上をめざすための取り組みであり、高齢社会に突入したわが国での、効果的効率的な地域保健のための在宅ケアの推進を目指しています。公衆衛生関連事業では、グローバルな保健医療サービスのための人材育成や顕彰に引き続き、取り組んでまいります。

これら多様な活動は、地球上の「すべての人が自分らしく、よりよく生きてゆける世界」の実現を求めるものです。引き続き、いっそうのご支援を賜りますよう、こころからお願い申し上げます。

 理事長 喜多 悦子

 

名誉会長、会長のごあいさつ

「偕(とも)に生きる」

名誉会長 日野原重明

名誉会長 日野原重明

1974年、世界からハンセン病を制圧しようという二人の創始者(笹川良一氏・石館守三博士)の壮大な夢の実現のため、笹川記念保健協力財団は設立されました。

当時、世界で1,200万人とも推定されていたハンセン病患者は、多剤併用療法(MDT)の全世界への無料提供の確立などにより確実に治る病気となり、世界各国で対策が進みました。今日、年間の新規診断患者数は約22万人にまで減少しましたが、今後も患者の発生は続くと予想されており、早期の診断と適切な治療で障がいを未然に防ぐことは重要な課題です。また、たとえ病気は治っても、病気にともなう偏見や差別は世界の各地で根強く残っているのが現実です。私たちは、ハンセン病の早期診断と適切な治療を受けられる環境の維持、患者、回復者とその家族が人間としての尊厳を持ち、平等な機会を享受し、社会の一員として「偕に生きる」ことのできる社会の一日も早い実現を目指して、努力を続けたいと考えています。

会長 紀伊國献三

会長 紀伊國献三

ホスピス緩和ケア事業においては、ケアの質の向上を目指し、医療面のみならず精神・社会面からも病に向き合う努力を重ねてきました。ホスピス緩和ケアとは、あらゆる病を抱える患者とその家族の、身体的、心理的社会的、そしてスピリチュアルな痛みの緩和を目的とする全人的ケアのことです。いつでも、

どこでも、必要とする全ての人に質の高いケアを提供できる環境を実現するため、緩和ケアの推進と質の向上を目指していきたいと考えています。
これまでに培ってきた経験や知識を分かち合い、すべての人が自分らしく、よりよく生きることのできる世界の実現に向かって、新しい時代を築いていけるよう努力をつづけてまいります。
引き続き、皆さまの益々のご理解とご指導、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

名誉会長 日野原 重明
会長 紀伊國 献三