[会長ブログ ― ネコの目]
4年目の在宅看護人材育成事業

毎年6月上旬、笹川記念保健協力財団は少しザワザワします。今年も、ザワザワざわざわしています。

理由は、2014年から始めた「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業がはじまるからです。この8カ月にわたる研修は、HP【会長との対談】にありますように、日本財団笹川陽平会長の強いバックアップで、2014年度に開始しました。(急激に高齢化しつつあるわが国では、地域包括医療制度の確実な実践が必至となった)社会のニーズに合致していること、そしてなお女性が大多数をしめる保健専門職の自立を促せることから、思い切って8カ月間の長きにわたる集中研修に踏み切りました。
走りながら考えるという言葉がありますが、実際、初年度は、走ってから考えた・・・しかも企画する側とともに色々考えて下さったのは、研修を受けるために集まった17名の1期生たちでした。そして、まだ、完成とは申せませんが、少しずつ形が整いつつあるのは、その後も、2、3期生が、絶えずインプットして下さっていること、多忙な中、毎年のご講義を快く引き受けて下さるだけでなく、現場経験者である研修生とのやり取りを楽しんで下さっている講師の先生方のお蔭ですが、今では、財団事業の重要な柱の一つになりつつあると実感できるようになりました。すなわち、3年間に35名が研修を終え、3期生は来年4月までに開業するという猶予がありますが、早3人が看板を上げ、2017年6月1日現在26カ所が実働しています。地図をご覧ください。

日本財団在宅看護センター開業状況(含む予定・2017年4月現在)

20170612_センター開業状況さて、前口上はさておいて、今年4期生は、平均年齢47歳(31~58)、1都1府13県からの中堅以上の、そして比較的在宅看護経験のある15名の猛者(と私には見える)の素敵な女性たちです。1、3期生には男性がおられたのですが、2、4期生は女性のみ・・・

そして6月5日の開講式を終えて、1週間が経ちました。

毎年、それまで忙しく身体を動かしてこられた実践派ナースたちですから、一日中、座って講義を聴く(と云っても、毎年、相当沢山の質問が出ますので、決して静かではないのですが)ことに馴染むには、ちょっと時間がかかります。

先週末、笹川記念保健協力財団で支援させて頂いている各種助成金(研究費、大学院研修奨学金、海外学会発表支援、ホスピス・緩和ケアおよび在宅看護の地域広報活動支援)を受けられた方の発表会のお手伝いをお願いしました。その時の雄姿をご覧下さい。

20170612_4期生助成者報告会_1