[活動レポート ― 在宅看護センター]
「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業第3期生の修了式

地域包括医療制度の中核となる在宅看護センターを起業する看護師の8か月間にわたる長期研修の修了式を挙行しました。「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業3期生は、それに先立ち、今週起業計画の発表(http://www.smhf.or.jp/category/blog_chair/)を済ませています。

冒頭、日本財団笹川陽平会長の式辞(代読)では「起業して経営者となり、組織を運営しながら医療・福祉をつなぐハブとして、センターを立ち上げる皆さん、ケアの最先端の看護師が地域を担う中核になることはこの国では画期的なこと。それぞれの地域で変革をおこしてほしい」との壮大な期待を賜りました。

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修了証授与に続き、公益社団法人日本看護協会坂本すが会長から「経営者になるあなた方は、これからは自分が看護をしてはいけない。人を動かし俯瞰し、事業の強みと弱みを分析・評価し、絶えず変化と改善を求め、更に地域の信頼を得なければならない。」とリーダーシップを鼓舞するお言葉をいただきました。

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最後に受講生を代表し片岡順子氏が謝辞を述べました。

「本事業の『看護師が社会をかえる』という熱い理念に突き動かされ、全国各地から受講した私たちは、キャリアや生活環境も経験してきた文化も異なりますが、看護師としての誇りと看護の可能性、そして自分が住む地域の将来をより良くしていきたいという強い思いを共有しています。今や何にも代えがたい、この8か月の学びは、まさに学際的で、改めて学ぶ喜びを知る時間でもありました。」「各地での先進的地域医療や熊本地震災害支援の見学・実践研修は、座学やオーソドックスな実習とは違った大きな学びでした。また、財団が長らく続けてこられたハンセン病対策の一環を垣間見た国立ハンセン病療養所の見学では医療職として殊更に正しい知識を持つ大切さに加え、偏見差別を解消するためには、五感に刻まれた揺さぶられる感覚を生涯忘れることなく同じ人間としての尊厳をどう考えるかを伝えていかねばならないと痛感しました。本研修を終えて、すでに起業された先輩を含め、在宅看護界の先達からの教示も、各センターの発展と看護の未来を担うため、私どもも、人材育成と共に共通の目標に向かって精進する決意を固める機会となりました。」としめくくり、近い将来の起業への決意を述べました。

 

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大きな希望と目標を胸に3期生の9名が着実な一歩を踏み出します。

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