公益財団法人笹川記念保健協力財団
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WHO Goodwill Ambassador's Newsletter For The Elimination Of Leprosy

制圧大使メッセージ:目覚しい進展と更なる努力

 昨年来、かつての未制圧国において、目覚しい進展が見られました。ご承知のとおり世界のハンセン病患者の70%を占めるインドが制圧に成功し、アンゴラも成功しました。つい最近ではマダガスカルが成功し、6月に訪問したブラジルでは、制圧目標を今年末あるいは来年早々としています。これは、各国の制圧の第一線で大きな貢献をされてきた関係者の努力の成果であり、深く感謝申し上げます。

 残る、モザンビーク、タンザニア、コンゴ民主共和国、ネパールにおいても、これらの国々の輝かしい成果を引き継いでくださるよう一層の努力をお願いしたいと思います。

 制圧(エリミネーション)はハンセン病との闘いの終結を招くのではないかという心配の声も聞かれましたが、この心配は杞憂に終わりそうです。私が訪問したインドでもアンゴラでも、制圧は根絶(エラディケーション)への通過点(マイルストーン)としてさらなる努力を継続して行くことが確認されましたし、今年5月にジュネーブで行われたハンセン病フォーラム(leprosy forum)でも、制圧は根絶へのマイルストーンという位置づけがなされ、さらに闘いを続けてゆくことで関係各国の合意がなされました。

 制圧(エリミネーション)から根絶(エラディケーション)へ、われわれの闘いはまだ終わりません。