[会長ブログ ― ネコの目]
日本モーターボート選手会 上瀧和則会長

4月、弊財団理事長着任後、関係諸団体表敬を通じ、また、世間が広がりました。そのひとつに公益社団法人日本モーターボート選手会があります。ご承知のように、私どもは、ボートレースの収益の一部が財源の多くを占める日本財団傘下にありますので、選手会はドナーと申せます。
選手会は、上瀧和則会長以下、約1600名(内女性183名)のレーサーが所属され、全国24カ所のボートレース場で熱戦を繰り広げられています。そして、選手会は、法律で定められたボートレース収益以外に、度々、独自のチャリティ活動を行い、その収益をも弊財団にご寄贈下さっているのです。
往年の・・と申すには、まだまだお若いのですが、お立場上、現役と一線を画しておられる会長は、常勝の名レーサーだった精悍な面影で、ちょっと周囲に恐い存在風ではありましたが、人懐っこい笑顔がはじける若き紳士でもありました。表敬時、その笑顔につられて、私のミーハー度は上がり、決して、齢を忘れた訳ではありませんが、不躾にも、また無謀にも「ボートに乗りたい!!」と願望しました。それが叶いました。8月2、3日、愛知県碧南市にある日本モータボート選手会常設訓練所を訪問し、念願をかなえて頂きました。(FBにも記載)。
訓練所は、勤労青少年水上スポーツセンターとして公開され、近隣国立大学のスポーツクラブの合宿も行われています。訪問した日も、ご近所の方々や碧南市立東中学校3年生のボランティア参加を得て、近くの施設の子どもたちを招き、ボート試乗、各種スポーツ交流と豪華なバーべ―キューパーティが開かれました。
ボート試乗の感想を一言で申すならば、(若者には判らないのですが)巨大な洗濯板の上を全速力で引っ張られているような、つまり水上というイメージの柔らかさではなく、体中がバラバラになりそうな激烈にして絶え間ない衝撃の連続!! なのに、今日は、試合時の半分の速度!と、私を積んでくださった若いレーサーは仰せでした。
::::::バーべキュー!! ::::::::::::::: 上瀧会長と2shot::::::
選手会青少年スポーツセンター.jpg
:::若きレーサーとご機嫌の私 :::::::スポーツ交流会::::::::
閑話休題。
前夜、会長との多岐にわたる意見交換で、何だか長い旧知のような気が致しました。ひとつは、佐賀県でお育ちの会長と3月まで福岡にいた私が九州オタク的に意気投合したこともありますが、実は、会長の暖かで真摯で、そして少し悶々とされているハートに打たれました。
上瀧会長の慈善活動への思いに、私は二つのルーツを見ました。まず、幼少時、レースにお連れになったお父様、そしてお母様がボランティア活動を云々されており、そのDNAを受け継いでおられることがあります。
もうひとつ・・・、ボートレース収益の2.6%が、さまざまな社会活動を実践する日本財団に配分されることは、日本モーターボート選手会のHPに記載されていますが、それ以外の選手会の独自の多様な社会活動には、会長の熱い想いがこもっていることにうたれました。
ボートレースは、競馬、競輪、オートレースと同様、法律の下、規則に従って行われる公営競技です。しかし、会長は、ボートレースは一般の人々からは適正に評価されていないとの前提の下に、これが水上スポーツのひとつとして認知されるためにも社会活動は必須だと考えておられるのです。時に、後輩に厳しく接しられるのも、社会人としての躾が必要であり、若いレーサーたちが奉仕するこころを持ち、各地の様々な慈善活動を通じて、人々と交流し、レーサーであるだけでなく社会人として成長し、そしてボートレースという水上スポーツの社会認知を高めたい、と仰せでした。ちょっと、ジンときました。私を乗せて下さった若いレーサーたちとも話しましたが、上瀧イズムがしっかりと浸透しつつあると感じました。
各地での定常的な清掃活動などに加えて、あの東北大震災の被災地にも、度々、お出かけですが、この若きリーダーのご健勝とご活躍を願わずにはおれません。
公益社団法人日本モーターボート選手会HP http://www.mbracer.jp/index.html