[会長ブログ ― ネコの目]
金木犀

10月頃になると、あちこちで、香ってくるのが金木犀です。学名はOsmanthus fragrans ですが、fragransつまり香しい、osmanthus木犀なのです。英語もsweet osmanthusですから、sweet甘い香りなのですね。細い路地や、時にはビル街で、木そのものはどこにあるのか判らないのに、どこからともなく香ってきます。何となく、小鼻がヒクヒクしたり、キョロキョロしたりするご経験のおありの方もおいでかも知れません。
財団のブログに2,3の記載が出ていますが、先週末は日比谷公園で、恒例のグローバルフェスタが開催されました。初日は生憎の雨でしたが、私が公園に着いた昼前には、束の間、小康状態もあり、悪い足場ながら、世界各地の国々や、その地で活動している諸団体などなど、沢山の出店と沢山の訪問者でにぎわっていました。私ども笹川財団も、「ハンセン病クイズ」を仕掛けて、来訪者をお待ちしました。大勢の方に訪問頂き感謝申し上げます。
初日の5日、私は霞門から入ったのですが、自分チに行き着くまでに、ウロウロ、キョロキョロ沢山のテントの間を動きましたが、その時、しっとりと香っていたのが金木犀です。写真も撮りましたので、ご覧下さい。しっかりとした大木、人いきれに負けじと、匂いぷんぷん・・だったかもしれません。お花の見頃・・ではなくて、匂い時でしょうか。
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     ピンボケですが、日比谷公園の金木犀
その昔、田舎の家の前栽に沈丁花や金木犀が植えられているところが多かったのですが、その理由は、トイレの臭い消しだと聞いたことがあります。でも、人工の脱臭剤ではなく、自然の香りを活用とは優雅なものではありませんか!今時、それが出来る庭付き住宅など、とても贅沢ですね。
その金木犀・・・金に対して、銀木犀もあります。その昔、中国で勤務した時、同じような香りを経験しましたが、かの地では銀が本物で、金はその亜系だとも聞きました。が、本家の銀木犀は、金木犀のような鮮やかな色でもなく、香りもイマイチさえない花だったように記憶しています。
日本では、木犀と金木犀の鑑別は定かでなく、wikipediaによりますと、「モクセイ」を県花や市町村花に指定している自治体と「モクセイ」としながら、実質「キンモクセイ」を指して指定している自治体があるそうで、県では、静岡県、市町村では、18都県の21市14町がどちらかを指定しています。
花言葉は、謙虚、謙遜、真実、真実の愛、初恋、陶酔・・・・何かつながらない言葉でもありますが、今しばらく、馥郁とした香りを楽しみましょう。