[会長ブログ ― ネコの目]
ねこの日

ニャンニャンニャンとよめる本日、2(月)22(日)は、わが国のねこの日です。日本の猫の日実行委員会(制定委員会? HPなど不明??)とペットフード協会が、1987年に制定しました。なら、ワンワンワンの1月11日は、犬の日か思いましたら、11月1日でした。

国際ねこの日(International/World Cat Day)は8月8日、国際動物福祉基金(IFAW: The International Fund for Animal Welfare 1969年設立) が2002年制定ですが、ヨーロッパでは2月17日とか。アメリカのねこの日は10月29日で、米動物虐待防止協会(ASPCA: American Society for the Prevention of Cruelty to Animals、1866年設立)が支援、ロシアは3月1日と、ばらばらですが、まぁ、ねこのためには良いことでしょう。日本には、その他、日本招猫倶楽部(1993年設立)制定で日本記念日協会認定の招き猫の日9月29日もありました。ねこも忙しいですね。

昨年、擬人化したねこの絵で有名なルイス・ウェイン(Louis Wain, 1860 - 1939)の伝記本が(「吾輩は猫画家である ルイス・ウェイン伝」 南條竹則著) 出ました。この方は、結婚後3年で、がんで亡くなった妻が可愛がっていたピーターというねこを可愛がり、また、モデルにねこ絵で人気が出ました。上記伝記によりますと、印刷技術は発展したが、まだ、写真が普及していない時代の、雑誌や新聞の挿絵画家として売れっ子になったそうです。が、後半生、神経を病んで精神病院に入院します。その間の、いささかサイコなねこの絵、ある種のメンタル障害の軌跡がうかがえるとか。

で、本書を読んで気付いたのですが、日本では、江戸時代の浮世絵師によるねこ絵です。中でも、江戸時代末期の歌川国芳(ウタガワクニヨシ 1798<寛政9>年-1861<文久元>年)は、ルイス・ウェイン同様無類のねこ好き、身の廻りには、いつもたくさんのねこがはべり、絵を描くときも、膝の上はおろか、懐に猫を入れていたそうです。邪推的には、寒がりの国芳が、ねこで暖を取っていた・・・
国芳は、身近なねこが亡くなると、お坊様を招いて弔い、仏壇には、ねこの戒名を書いた位牌が並んでいたとか、ねこ嫌いのお弟子さんにはたまらない師匠だったでしょう。

洋の東西を問わず、ねこ好きは同じですね。二人とも、擬人化したねこの絵が沢山ありますが、ひとつひとつの仕草が実に微妙にねこ的で、画家としての観察もさることながら、二人ともねこの仲間に見えます。まぁ、ねこの手を借りて、一世を風靡した、というところでしょうか。

日本では、その他、大坂の浮世絵師橘守国<タチバナモリクニ>や、かの有名な歌川広重もねこの絵があります。近代では、「乳白色の肌」色の裸婦像でも名高いレオナール・フジタこと藤田嗣治<フジタツグハル 1886- 1968>には、ネコ、ねこ、猫だらけ…の画が多いですね。最後に、私は、あまり歓迎しませんが、日本だけでしょうか、化け猫ものは・・・

とまれ、Happy Cats’ day! (=^・・^=) (=^・・^=) (=^・・^=)

16-02-22 ネコの日