[会長ブログ ― ネコの目]
謹賀新年

新しい年が始まりました。

本年も、何卒よろしくご交誼の上、引き続き、ご指導ご支援下さいますよう、お願い申し上げます。

さて、昨今、幼稚園や小学1,2年の若い知り合い?から動画入り年賀やクリスマスカードがメイルされて参ります。どんなのを返すのか、苦労します。

世界の郵便制度の最初は神聖ローマ帝国(800-1806)に生まれたとされています。
神聖ローマ帝国のルーツは古代ローマ帝国で、それが東西に分裂(395年)した後、諸々の名前の帝国を経て、最後に現在のドイツに続く「ドイツ国民の神聖ローマ帝国」となりました。郵便制度は、1490年頃、皇帝マクシミリアン一世が、現在の中南部ヨーロッパに広がる領地内の親族に信書を送るために設立されたそうです。現在なら、国際郵便から始まったのですが、当時は馬車輸送、あくまで皇帝の一族内の便りのやり取りでした。誰でも、一定のお金を出せば便りを送ることが保障される制度、つまり切手制度は、1840年、イギリスで始まっています。その時の世界初の切手は、黒字にビクトリア女王の横顔が印刷された有名な1ペニー切手、「ペニーブラック」です。翌年には背景が褐色(ペニーレッド)に代わっています。

日本の正式な郵便制度の開始は明治時代の初め1871(明治4)年ですが、ある人が他の人に便りを送るということなら、随分古くに遡れます。不勉強ですが、源氏物語などには、沢山の文<フミ>が行き来していますし、就中、ラブレターの類を和歌にして往き交わすなどという高尚な術は、11,12世紀当時のどれほどの国で可能だったでしょうか?貴族社会に限られたとしても、女性が文字を書き読むことが可能だったし、そもそも何か情報を他の地域に送る飛脚便関連の最初の命令は、史実ではないと指摘もありますが、大化の改新(646)前後、聖徳太子らによる改革によって設立された制度ではなかったでしょうか。

わが国では、戦国、武家時代にも伝馬、飛脚が活躍していますが、近代国家の設立にあわせ、それらが国の制度となったと考えれば、あまり奇異な、びっくりする制度ではなかったかも知れません。ただ、それ以来、わが国の郵便が確実に届くことへの信頼度は抜きん出ていますし、災害時の直後の避難所や仮設住宅への配送のち密さも、日本独特・・・と云えば、他の国から文句が出るでしょうか?

国際郵便は、1858年日米修好通商条約締結国が、わが国の港に領事館を置いて、公文書を本国に送り出したことが最初のようです。国際郵便と云えば、60年以上も前、中学生頃、海外のペンパル交流が流行りました。私は、スウェーデンの2,3歳年長の女学生と何年も交流しました。

年賀状・・・年賀はがきが特別扱いされるようになったのは、1905(明38)年ですが、第二次世界大戦中には、祝い事を慎むために中止されたこともあります。いずれにせよ、現在の賞品着きお年玉付き年賀はがきが生まれたのは1949(昭24)年です。約70年の歴史を有する年賀状ですが、来年は、どうしようか・・・と。