[会長ブログ ― ネコの目]
今年も始まりました!!

2018年度の「日本財団在宅看護センター起業家育成事業」が6月11日に始まりました。今年は男性3名を加えた17名、皆、「看護師が社会を変える!!」に情熱をかけようと意気軒昂です。

開講式には、超ご多忙の中から駆けつけて下さった日本財団笹川陽平会長の、いつもながら的確で暖かく、後でじんわり利いてくるお話、昨年までの日本看護協会会長というご要職時から、本事業をご支援下さっている坂本すが東京医療保健大学副学長の激しくも勇気づけられるご祝辞に加え、既に開業している先輩2期生の直江礼子氏の激励の言葉を頂きました。

駆けつけてくれた先輩の他に、全国の先輩が激励をこめた祝電も送ってくれました。

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看護師というだけでなく、在宅でのケアに目を向け、更に開業というきわめて高いハードルを越えた、あるいは越えようとしている仲間意識が日本中に広がっています。決して、閉鎖的なサークル活動を目指しているのではありません。が、看護、特に在宅/訪問看護という、見える化のしにくい活動を、科学的に適正に評価できる形としたい、看護師なら、誰でも一定研修を終えれば、どこでも一定レベルの在宅でのケアの管理できる・・・それを目指して、日々、切磋琢磨しています。この事業を企画し、お世話させて頂いているものとしては、とても嬉しい、そして勇気づけられることです。開業者が増えるにつれ、看護が、看護師が、在宅の、地域の人々の安心を保証できる可能性が確実に根付いていること実感しています。

開講式の詳細は、日本財団ブログに詳しいので、そちらをご覧ください。

6月12日から講義が始まりました。今年の初日の外部講師は、「全国在宅療養支援診療所連絡会」会長、「NPO在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク」理事として、また、東京都北多摩地区の複数医師会の重鎮として、地域医療を推進されている新田國夫先生でした。「在宅医療と看護」というタイトルの90分2コマの時間が、実に短く感じられました。在宅でのケアの在り方、その背景をなす理念、受講生の姿勢がピッと定まりました。

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 2日目は、東京都豊島区で、「葵の空」訪問看護ステーションを開業し4年目を迎えた1期生入澤亜希氏と、藤沢市で「在宅看護センターLanaケア湘南」を開業している岡本直美氏、ともに、そう甘くはなかった経営の道の失敗を含め、実践的解説をして下さいました。先輩たちには、また、実習でお世話になります。

こうして8ヵ月の長くも短く、難しくも心躍らせる研修を通じて、来年には、さらに17人の新たな在宅/訪問看護センターの管理者が生まれます、17人は目下、新たなご自分形成の旅に出ました。ご支援をお願い致します。