[会長ブログ ― ネコの目]
まぶしい在宅看護の仲間たち ~訪問看護サミット 2018から~

2018年11月11日、「ともに支えあう地域づくりへのチャレンジ」をサブタイトルとする『訪問看護サミット2018』が開催されました。 私ども笹川記念保健協力財団が実施する「日本財団在宅看護センター起業家育成事業」のテーマ「看護師が社会を変える!」と一脈通じると、私は一人で悦に入っていました。

熱心に講演に耳を傾ける皆さん。

熱心に講演に耳を傾ける皆さん。

訪問看護サミットは、各地の訪問/在宅看護のエキスパート、あるいはこれからイザッ!!の方もおいでだったでしょうが、各地の住民の傍に拠点を置かれた、つまり地域にしっかりと根を張っておいでの看護エキスパートの集会でありましょう。故に、公益財団法人日本訪問看護財団理事長 清水嘉与子先生の迫力あるご挨拶も、ナルホドでした。

光栄なことに、私は、この道の先覚者にしてベテラン、広く深く多様な地域看護力を発揮なさっている秋山正子先生の後でお話する時間を頂きました。大いにビビりました、ホント。が、秋山訪問看護学で、恐らく、頭が一杯になられるであろう皆様の脳みそほぐし役、と勝手に決め、「世界のプリマリーヘルスケアと日本の在宅/訪問看護」との題名で、開発途上国で見聞きした看護師たちの活動をご紹介し、目下の事業経過をお話ししました。

「世界のプリマリーヘルスケアと日本の在宅/訪問看護」

「世界のプリマリーヘルスケアと
日本の在宅/訪問看護」

実は、この会でお話しすることをお引き受けしたのは、サミット前日に開催された「看護職起業家交流セミナー」での仲間の講演とペアでした。こちらの実践発表では、「日本訪問看護財団事務局次長にして、あすか山訪問看護ステーション統括所長」として高名な平原優美先生に続いて、上記の私どもの研修修了者二人が、いえ!二人もが、すばらしい発表をしてくれました。

「開業4年目看護師の報告~コツコツ訪問2000件/月、ナントカ離職率0%のステーションの取り組み~」を株式会社在宅看護センター横浜代表取締役 山本志乃氏が、そして 「在宅看護という仕事に魅せられて~これからの訪問看護の価値について考える~」を一般社団法人ハーモニーナース 在宅看護センター和音 代表理事/管理者 黒澤薫子氏が堂々と話してくれました。

堂々としたスピーチをした3名

素晴らしい発表をしてくださった3名。

裏話です。日本訪問看護財団常務理事の佐藤美穂子先生から要請を受け、二人に依頼した際、二人とも「ハイッ!!」と了解してくれませんでした。何十回とは申しませんが、何度も、何度もお願い、説得、嘆願、泣き落としし、最後は脅迫して、やっと受けてもらいました。が、平原先生ともども、地域での看護力を存分に発揮しているからこその実体験に基づく実のある発表でした。

講演後皆さんと

講演後皆さんと

2013年、笹川記念保健協力財団に雇われて、直ぐに企画したこの事業の成果が、こうして、日本最大の訪問看護師の集まりで発表出来た・・・私には感無量の一日、二日でした。