[財団ブログ ― ハンセン病]
学生ボランティア

良く晴れた午後、早稲田大学の学生NGO”QIAO”のメンバー6名の皆さんが当財団にいらして下さいました。

ミャンマー.JPG

彼らは2006年から中国のハンセン病快復村でワークキャンプを実施しています。滞在中は中国人の学生キャンパーと一緒に村人の為にトイレを作ったり、屋根の修理をしたり、道路を作ったり、若いパワーを発揮して快復村で暮らす人々の生活改善に貢献しています。でも、本当に大事なのは、彼らがそうやって訪れることで、今まで孤立してきた快復村の人々が周囲の村人達と交流出来るようになること。ハンセン病にまつわる長い差別の歴史の中で膠着状況にあった人々の関係が、彼らの登場で新たな方向に動き出して行くのです。
そんな活動の場を、今度は中国以外の国、ミャンマーにも広げたい!という彼らの要望で、当財団が彼らとミャンマーをつなぐお手伝いをさせて頂くことになりました。
まずはワークキャンプの下見に、8月に7名の学生さんがミャンマーに旅立とうとしています。可能な限り多くのハンセン病患者の定着村を回り、ハンセン病に関わる多くの人との交流を通じて、今後の活動方針を固めて行くのが狙いです。
バブル時代に大学生活を謳歌した私にとって、若い学生さんが、自費で、言葉も通じない異国の地に、ボランティア活動のため、しかも前例もないのに、がしがしと進んで行こうとする様は、もう聞いただけで目頭が熱くなってしまうものがあります。ほとんど我が子を見守る母親の心境です。強く、たくましく、社会を変えるエネルギーを養って、一周りも二周りも成長した姿を見せてくれるのでしょう。
(S)