[財団ブログ ― ハンセン病]
インドネシアの回復者組織PerMaTa 6周年

インドネシアのハンセン病回復者組織、PerMaTa(ペルマータ)が2013年2月で設立6周年を迎えました。たまたま別の会議のために3つの州から約30名のメンバーが集まっていたので、ケーキを囲んでお祝いしました。

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延々とバースデーソングを歌って大盛り上がりなメンバーたち

2007年2月、ハンセン病問題を考える会議に集まった数名の回復者が、「自分たちの声を社会や政府に届け、ハンセン病に対する偏見、差別が根強く残る現状をなんとか変えたい」とPerMaTa結成に立ち上ってから6年。現在では東ジャワ州10県、南スラウェシ州12県、東ヌサトゥンガラ州5県に支部を持ち、1500人以上のメンバーを抱えるまでに成長しました。それぞれ県リーダー、州リーダー、全国リーダーとなる人材も育ってきており、メンバーひとりひとりが責任と誇りを持って活動を行っています。
6年前、不当な差別によって就職や居住を拒まれても泣きねきりするしかなかったメンバーたちは、今では問題を提起し、考え、団結して社会に訴えていくための場所と仲間を持っています。小規模ビジネスや奨学金などのプロジェクトも実施するようになりました。
東ジャワ州グレシック県でリーダーをつとめるマネフさんは、
「初めてPerMaTaのことを知ったとき、まだ病気のショックから立ち直れずふさぎこんでいたんです。そんな自分に、「気おくれする必要はない」「自分をもっと信じてよい」と仲間たちが声をかけてくれました。こういったことは、家に籠っているままであったら気づくことはなかったと思います。外から自分にアプローチしてくれた人がいたからこそ変わることができたんです。だから今度は、自分がその役割を担いたいと思っています。」と話してくれました。
6周年を迎え、ますます活動の勢いを増すPerMaTa。次回はその新しい「顔」である全国リーダーの選挙の様子について詳しくご報告したいと思います(M)