[財団ブログ ― ハンセン病]
Art is for everybody!

中国からカラフルで楽しそうな啓発活動の報告書が届きました。
広東省広州に拠点をおく回復者団体「広東省漢達康福協会(HANDA)」は1996年の設立以来、中国の回復者の自立と社会復帰のためにさまざまな活動を展開してきました。(具体的な活動例についてはこちら https://www.smhf.or.jp/support/as07_china07.html)
財団では、1999年からHANDAの活動を支援しています。

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”HANDAカラ―”、オレンジのTシャツで集合!

報告書が届いたのは、毎年3月上旬に開催しているハンセン病の啓発イベント「国際尊厳と敬意の日」について。HANDAが15年前から続けている啓発活動の一つです。
ここ数年は、HANDAの拠点である広東省広州市のほか、広西チワン族自治区、雲南省の3か所で開催しています。

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上の写真は、広州市のイベントのようす。地元の障がい者団体との共催で、人が多く集まるショッピングモールで行われました。今年のテーマは「Art is for everybody」。
床に大きく布を広げ、HANDAメンバーをはじめ、ショッピングモールに立ち寄ったお客さんにも声をかけ、みんなで円を描いています。
「描けるのは円のみ」という決まりのほかは、ノールール。
好きな色で、好きな素材を使って参加者が思い思いの大きさの円を描きます。
老若男女、ハンセン病を経験した人であろうが障がいがあろうが関係ありません。
誰でも簡単に参加できます。
出来上がってみると、一人ひとりの円が重なり合って、大きな一枚のアート作品に。

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このほか、踊りあり

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音楽あり。

Consul general of british consulate Guangzhou is giving speech.JPG

音楽、絵画、ダンスなど、アートはみんなのもの。
参加した人、通りかかった人はバックグラウンドや体の状態に関係なく、「Art is for everybody」を体感したようです。
HANDAはこのイベントを通じて差別や偏見に対する強いメッセージを発信し、地元の新聞社をはじめとするマスコミにも大きく取り上げられました。
(M)