[財団ブログ ― ハンセン病]
HANDA!その2 ~活動レポート: Baizhu村(Zhàoqìng: 肇庆)より~

最初に訪問した村は、広州より西に向かって車で3時間ほどのZhàoqìng (肇庆)にあるのBaizhu村でした。池のほとりにあり静かで自然の美しい環境ですが、夏には37度にもなる暑い気候にもかかわらず、クーラーなどの設備はなく、村人たちは池の周りの木陰で涼み時間を過ごしています。
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現在村人が住んでいる宿舎は、昔キリスト教系の団体が村人のために建てた建物で、地方政府がこれを譲り受け管理しているそうです。建物の老朽化が進んだために最近その一部を改装したそうですが、外観のみで実際には雨漏りがしたりさまざま問題が残されているそうです。新旧双方の建物が残されていますが、多くは一部屋に2~3人が住むようになっていて、台所などは旧建物にのみあり昔のままで、衛生環境も未だ十分に整っているとは言い難い状況でした。
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HANDAが村を訪れて最初にすることは、村人一人一人に声をかけ挨拶することから始まります。これによって、村人たちにいま来ていることを知らせるそうですが、村人にとってそれはそのまま楽しい家族や友人とのふれあいのようになっていて、温かな励ましであり、カウンセリングであり、精神的な支えになっていることが伺えました。
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楽しそうに会話する村人(左: HANDAインターン, Ms. Liang Jingyi)
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温かな声に嬉しそうに会話する全盲の回復者(左: HANDA Secretary General, Dr. Michael Chen)
HANDAがこうした村で行っているサービスには、障がいがあっても自立した生活を送れるよう、傷の手当てや保護靴の配布など医療的サービスを提供するとともに、平均年齢が65歳ほどという回復者の方々が残された時間を充実して過ごせるように、さまざまなレクレーションの企画や自らの勤労により一定の収入を得る喜びを経験できるような社会経済的自立支援などを提供しています。
この日は、傷のケアや保護靴の提供、レクレーション活動などの様子を見学しましたが、一人一人の尊厳ある生活と充実した人生の確立を目指して、真心こもる包括的な支援を提供していることに、とても感動しました!
<保護靴提供の様子>

保護靴や傷のケアのための医薬品を積んだ車
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運んできたさまざまなサイズの保護靴や医薬品
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障がいのある手で懸命に保護靴を履こうとする回復者
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適当な保護靴の選定を手伝うHANDAスタッフ(右手前: Mr. Fan Guoshun, 中央: Ms. Sally Qi)
<レクレーション活動の様子>
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半日旅行などの戸外活動の想い出の写真を楽しそうに掲示用紙に並べる村人たち
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思い出の写真の掲示物の作成を手伝うHANDAスタッフ(左手前:Mr. Huang Yanjia, 左奥: Ms. He Wanmei, 右奥: Ms. Liang Jingyi)
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みんなでこんなに上手にできました!
次回は、広州より北へ車で3時間ほどのShaoguan (韶关)から、HANDAの傷のケアや収入創出活動の様子をお届けします!どうぞお楽しみに!!(戸引)