[財団ブログ ― ハンセン病]
HANDA!その4~巡回義肢製作活動: Sian村より~

今回最後に訪問した村は、広州中心街より車で1時間ほどの川の中洲に作られたSian村です。地方政府より一定の支援を受けて、比較的良く整った施設でした。ここでHANDAの巡回義肢製作活動を見学しました。
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Sian村の療養所敷地内の様子
中国のハンセン病回復者は、僻地の村で自給自足の生活を強いられ、長期間の無理な農作業などから重度の障がいを身体に残している方が多く、足の切断を余儀なくされた方も数多くいます。行政からの十分なサービスの提供がない中で、義足のニーズは高く、自立した生活に不可欠のものとなっています。
こうした背景の下、HANDAは、2003年より義肢製作チームを編成し、義肢の提供活動を行っています。現在当財団が支援している義肢製作車を用いた巡回活動は、2010年より開始され、提供する義肢の数も、年間約150から200程に増加しています。中国南部の広東省、広西チワン族自治区、雲南省の3省で活動するHANDAは、面積にして日本の2倍以上の広さの地域を巡回し、現在98村の回復者の方々の自立した生活を大きく支えています。
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HANDAの義肢製作車
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後部で製作作業するようになっています。発電機も備え、電気のない地域でも作業できます。
今回見学させていただいた義肢製作過程を以下にてご紹介いたします!
  <義肢製作の過程>
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初めに、依頼者の方の足型を作ります。(HANDA義肢製作技術者, Mr. Yuan Yahua)
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足型に合わせて、義足材に熱を加え形作ります。(HANDA義肢製作アシスタント, Mr. Wang Dewen)
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義肢製作車の傍で、木陰に佇み、できあがりを待つ依頼者と村人やHANDAスタッフたち
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ついに、完成しました!~車いすの上に置かれた完成した義足~
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義足をつける前に、足をマッサージし血流を良くします。(左: HANDA義肢製作技術者, Mr. Yuan Yahua)
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上手に装着できました。ですが、少し膝に圧迫感を感じるそうです。
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そこで、更に義足の上部口を微調整しました。(HANDA義肢製作技術者, Mr. Yuan Yahua)
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いよいよ義足で立つことに挑戦します!しかし、今度はどうやら少し足の高さに違和感が。
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さらに、足の長さを微調整しました。(HANDA義肢製作アシスタント, Mr. Wang Dewen)
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今度はばっちりです!本当に、良かったですね!!~満面の笑顔の依頼者~
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Sian村の人たちとHANDAスタッフたち
(後列左より: HANDA Secretary General Dr. Michael Chen, HANDAスタッフ Ms. Sally Qi, Sian村のリーダー Mr. Wu Yaoqiang, HANDA義肢製作技術者 Mr. Yuan Yahua, 前列左より: Mr. Peng Haidi, 今回の依頼者 Mr. Zhou Zaizhao)
HANDAの皆さん、きめ細やかな素晴らしい活動を、本当にどうもありがとうございました!これからも、がんばってください!(戸引)