[財団ブログ ― 公衆衛生の向上]
マダガスカル共和国の子どもへの支援 - 手の手術を受けたミシェル12歳~

6月にマダガスカル共和国、アンチラベ市のクリニックアベマリア病院では23名の手術を行った。口唇口蓋裂の手術が21名、顔の母斑切除の手術1名とやけどによる手指屈曲拘縮の手術1名。
今回は手の手術を受けた12歳の男児ミシェルを紹介させていただきます。

名前はミシェル、12歳でクリニックアベマリア病院の近くに家族5人暮らし。
父親はリキシャの運転手、母親は道ばたでピーナッツ売りをしながら家計のたしにしている。
ミシェルは1歳半にやけどで左手の指が丸まってしまった。医療へのアクセスがほとんどないため、すでに10年が経過している。
手の手術に必要な器材が十分ない中、4時間半の手術は無事終了した。その後、クリニックアベマリア病院に入院していたが、母親が喘息の発作が悪化し見舞いに来れないため、寂しそうに過ごしていた。
手術から5日後、ミシェルの体調も良いのでシスター方とミシェルの家庭訪問をさせてもらった。

病院から歩いて20分、小さい敷地に6世帯あり、ミシェルの家は2間。敷地に共同トイレ、シャワー、井戸がある。
ミシェルがみんなを家に案内してくれ、病院とは違うとても明るい笑顔を見せてくれた。

ミシェルの妹は8歳、この日は学校がお休みのため体調の悪い母親に代わり道ばたでピーナッツ売りを手伝っていました。弟は1歳半ぐらい、リキシャの運転手をしているいるミシェルの現在の父親と母親との間の男の子です。
術後の経過は順調、というシスターからの報告を受けていますが、ミシェルのその後についてはまたご紹介させていただきたいと思います。