[活動レポート ― ハンセン病]
中国雲南省のハンセン病回復者村の衛生環境が改善されました!

  雲南省の毛王洞(マオワンドン)村と螺線管村(ラオシャンガン)村は、1950年代にできたハンセン病定着村で、毛王洞村には老若男女21家族96名が住んでいます。一方で螺線管村には男性11名、女性9名の計20人しか住んでいないのですが、平均年齢は70才以上と高齢で半数の人は脚が不自由です。これらの村の村民が健康で安全に生活が出来るように、当財団は、中国のハンセン病回復者支援団体であるHANDA(ハンダ:広東省漢達康福協会)(注1)を通して、2017年後半から2018年前半にかけて衛生教育ならびに衛生環境整備等を行いました。

衛生教育を指導している様子

衛生教育を指導している様子

歯磨き指導を受けている様子

歯磨き指導を受けている様子

  まず、毛王洞村では主に女性と子供を対象に衛生教育が行われました。以前、この村では教育水準の低さから健康に関する意識が低く、特に女性たちは自分自身を清潔にする知識やシャワーを浴びて毎日して身体をきれいに保つという意識がないため、95%が婦人科の病気を持っていました。今回、多くの村民が衛生教育を受けることにより、意識が高くなり病気を防ぐことができるようになりました。また子供たちへの公衆衛生教育によって子供たちは将来的にも健康を維持することが可能となりました。
  次に、毛王洞村内の二つの集落をつなぐ道路の修復・舗装が行われました。道幅3メートル、長さ500メートルの道路を全21家族が助け合って修復、舗装しました。これまでは雨が降ると道がぬかるみ、人のみならず家畜さえも通行ができませんでしたが、現在は舗装され村の人々の安全が確保されるようになりました。

道路の工事前

道路の工事前

工事後

工事後

  さらに、毛王洞村にて、11の浴室設置工事が行われました。これまでこの村では浴室がある家はなく、薪を焚いてお湯を沸かし、そのお湯で身体を洗っていましたが、今回太陽光熱発電によりすぐに温水が出るようにソーラーパネル付きの浴室が設置されました。これにより村民はいつでもシャワーを浴びることが出来るようになり、身体を清潔に保てるようになりました。

新設された浴室とソーラーパネル

新設された浴室とソーラーパネル

  螺線管(ラオシャンガン)村では環境整備を行いました。螺線管村は高齢者が多いため、まず高齢者が安全に暮らせるようにいくつかの坂道やスロープに手すりを設置しました。また、皆が毎日顔を合わせて談笑できる場所を設置して、椅子とテーブルを置きました。

何もなくて滑り落ちそうな坂道

何もなくて滑り落ちそうな坂道

手すりがついた坂道

手すりがついた坂道

村民が集う場所が出来て互いを思いやるようになりました

村民が集う場所が出来て互いを思いやるようになりました

注1:
HANDA(Guangdong HANDA Rehabilitation and Welfare Association:広東省漢達康福協会)は1996年に設立された中国の広西省、広東省、雲南省で活動しているハンセン病回復者支援団体です。回復者の経済自立支援、回復者やその子どもたちの初等教育から高等教育までの教育支援、生活環境向上、職業訓練、啓発冊子の制作まで、幅広い活動を行い、5000人強の回復者やその家族たちを毎年支援しています。
HANDAのホームページ

[活動レポート ― 在宅看護センター]
在宅の仲間10 十勝音更町の「ちせ(アイヌの伝統的家)」

法人名:一般社団法人 ちせ

事業者名:在宅看護センター ちせ訪問看護ステーション

所在地:北海道河東郡音更町共栄台東10丁目4番地14 グリーンアベニューA101

HP:https://tise-zaitaku.jimdo.com/

電話:0155-67-1456

開業:2016年4月1日

代表理事:片岡順子 研修3期生

【2018年9月6日未明、北海道胆振東部地震が発生しました。笹川記念保健協力財団喜多会長をはじめ関係皆様にご心配をおかけいたしました。起業家育成事業の同期生や諸先輩方からも心温まる激励のご連絡もいただきました。幸い、私ども、「ちせ訪問看護ステーション」は、震源地から150㎞程離れていたこともあり、事務所や訪問車両、職員そして利用者さまも、皆共々被災を免れました。まず、お礼を申し上げます。】

北海道十勝地方の音更町に訪問看護ステーションを開業し、一年半が経過しました。今迄の、本「在宅の仲間シリーズ」とは、少し異なる内容かもしれませんが、開業準備から現在までを振り返り、そして地震発災後の在宅医療・看護に関連する地域の情報を報告致します。

起業家育成事業参加まで 

長崎生まれの私は、結婚を機に北海道に移住し、道立精神科単科病院で看護師を続けました。その病院は、長期入院患者が地域で生活できるように、積極的に支援はしていましたが、10年以上の長きにわたる入院をされる方もおいででした。地域移行や定着を進めるなかで、患者高齢化にも対応できる受け皿の必要性と、それをどう充実してゆくのか、そんなことを感じることが増えていました。

40歳を過ぎ、公私ともに残りの半生をどう過ごすか、やり残していることはないのかなどなど、自問自答していた頃、出身校の長崎の看護学校が閉校となりました。平成23年3月11日、閉校式典出席のための帰省時に、東日本大震災が起こりました。

発災も夫からのメールで知り、刻々と明らかになる被災の大きさ。自分自身もいつどうなるか分からない、やりたいことがあるのなら、迷わず、即刻実行に移そうと決断しました。勤務先を辞し、在宅医療への転身を決意致しました。「日本財団在宅看護センター起業家育成事業」を知ったのは、帯広市内の訪問看護ステーションに入職し訪問看護師となった後で、心のどこかでいつかは精神疾患をもちながら地域で暮らす方々を支援したいと考えていただけに、それを実現させるために参加を決断しました。当時、夫は養成校を卒業し理学療法士として病院勤務を始めたばかり、長男は本州の大学に進学するなど、家庭も大きく変化していましたが、夫は起業家育成事業の参加と、後に開業を目指していくことを理解し応援してくれました。

 

 ステーション開業から現在まで

その昔、看護学校卒業後、川崎市の病院で働いたこともありますが、北海道に転居して以来二十数年ぶりの都会生活と育成事業の研修は、時間の流れの速さと情報の量と質、自分が生活している地域との地理的距離・・・地域格差を思い知らされました。研修中、台風や降雪のため、帰省日程の変更を余儀なくされ、地元での開業準備時間を短縮せざるを得ない状況もありました。が、秋に帰省し、事務所探しをした折、偶然よい物件をみつけ、契約を機に開業を4月と決め、タイムスケジュールを組み猛ダッシュで準備をすすめました。

ステーション名の「ちせ」とは、アイヌの伝統的な住居を意味し、北海道の風土に育まれた文化を大切にし、ステーションが共生社会の支え手のひとつになることを目指して名づけました。

開業後の一年は、依頼も少なく、工面した資金が減っていくなかで、常勤職員1名が病休、代替や管理運営に追われた試行錯誤が続きました。また労務管理とスタッフの教育を優先させるため、せっかく打診を頂いたにもかかわらず、医療観察法の訪問依頼を断らざるを得なくなったなど、自分の思い描いていたステーション運営とかけ離れていくことに、管理者としての難しさを痛感しました。

起業家育成事業修了式で笹川記念保健協力財団会長紀伊國先生(当時)から紹介いただいた詩を事務所に掲げて日々業務に励んでいます。

起業家育成事業修了式で笹川記念保健協力財団会長紀伊國先生(当時)から紹介いただいた詩を事務所に掲げて日々業務に励んでいます。

 現在も、まだ、運営は厳しい状況ですが、看護師は常勤3名、非常勤2名と理学療法士1名となり、ちょっとホッとできるようになりました。2年目の今年は、準備していた福祉有償移送サービス事業の開始や開業地域の認定こども園での医療的ケア児への委託契約対応、北海道庁十勝振興局での医療保健福祉精神専門部会への訪問看護師としての出席など、活動の幅も広がってきています。まもなく二年目が終わるところですが、新米管理者としては、育成事業の仲間と気軽に相談でき、離れていても悩みを共有できるネットワークの強みを実感しています。

2018年研修生 実習生前半組の2名(両端)と。
事務所駐車場にて。

このように事業としては決して順風満帆ではありませんが、失敗や苦労もこれから起業を目指す後輩にとり参考になることがあるかもしれないと考え、今秋起業家育成事業5期生の実習を2班に分けて4名を受け入れました。後半の実習生は、先の地震のため十勝振興局が急きょ管内の訪問看護師を対象に開催した地震災害における在宅人工呼吸器使用者等の対応についての情報と意見交換を目的とした会議の参加機会をいただきました。

【追加】 北海道胆振東部地震の教訓

2018年9月3日 深夜3時過ぎ、地震発生直後に、インターネットで震源地や震度等を確認し、自宅住宅より付近の停電を目視しました。その日、私が緊急連絡当番でしたが、当地に甚大な被害が発生していない様子が把握できたこともあり、各職員への連絡は夜が明けてからと判断しました。しかし、夜明け後も停電が続き、電力復旧には時間を要するとの情報から、私自身、早朝に施設入所中の在宅酸素療法の利用者の安否確認に動き、その後、通常出勤してもらった職員とともに当日の通常訪問の他、分担して電話連絡もしくは直接訪問により訪問先を回りました。

十勝地方は震度4、電力復旧まで概ね2~3日を要しました。震災による産業や物流への被害、影響が検証されていますが、十勝は過去に大きな地震災害があったことから、手回し式ラジオや通信用の充電器などの準備はできていましたが、自宅の断水が長引いた職員もいて、電力復旧がさらに遅れた時を想定した対策は十分ではないと思いました。

地震発生の翌週、十勝振興局の保健師より、電力を要する人工呼吸器などを使用中の訪問看護利用者への対応状況や課題について電話聞き取りがありました。当ステーションとしても災害時対応の体制が不十分なため、他ステーションからの情報を共有活用したいと申し出たところ、後日、前述会議が開催される際に案内を頂きました。会議では、一昨年の台風による停電・断水被害を教訓に、災害対策マニュアルを見直し、例えば、ガソリンが半分になったら給油しておくなどのルール化が今回役立ったが、既存マニュアルには、長時間停電の想定がなく、見直しに着手しているなどの報告がありました。また、連携の差が浮き彫りになった事例として、電力を要する在宅療養者の受入れ病院を役所の障害福祉課から訪問看護ステーションへ直接連絡が入る自治体もあれば、役所部署間や事業所担当者間の連携すらなされていないために、安否確認の連絡が重複し苦情となったことや、保健所側が把握していなかった難病者の存在もあったことなど、新たな状況情報を掌握する機会となったことも報告されました。安全で住みやすい地域づくりに看護師が果たす役割について、より深く考える貴重な機会となりました。

十勝地方は、2016年には、台風7、9、10、11号と4つが襲来、今年3月には平成30年豪雪にみまわれました。そして今回の平成30年北海道胆振東部地震と、この北海道においては、災害は、忘れる暇なく頻発しているのに、災害が起こる度に、行政の機能不全や物流の乱れが生じ、日々の生活に影響しています。今回の地震では、道内の人工呼吸器使用中の在宅療養者で亡くなられた方が1名おられます。厳冬期ならば、凍死や感染症などさらに人命被害が深刻であったと予測できます。また地元紙調査では、道内半数以上の99市町村が、国の求める「72時間分の燃料備蓄」を満たしていなかったとか。

訪問看護ステーションの円滑な運営には、日頃からの災害対策が必須です。今回の震災は、北国特有の厳しい自然環境下で、何時でも、安全に業務を遂行するためのリーダーシップのあり方など、私自身、反省点も多く、発生2日目には、職員と振り返りを行い課題点について共通認識を深めました。

当ステーションは、今現在音更町内唯一の訪問看護ステーションであります。その管理者として、今後もステーションの役割・取り組むべきことを明らかにし、地域の皆様の健康を、平時にも非常時にも、どうおまもりするのか、それを実践し、また、地域や関係機関に発信していく責任があると改めて感じています。

今日はご機嫌うるわしい…私も嬉しい

今日はご機嫌うるわしい…私も嬉しい

 

「ちせ」の特別の患者さまのご夫妻・・・・ではありませんが、 訪問道中の車窓から、仲睦まじいつがいを。

「ちせ」の特別の患者さまのご夫妻?ではありませんが、訪問道中の車窓から、仲睦まじいつがいを。

 

[活動レポート ― 在宅看護センター]
【ご報告】2018年西日本豪雨災害時の在宅/訪問看護事業所緊急支援

2018(平成30)年西日本豪雨災害で、亡くなられた方に心からのお悔やみを申し上げ、被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。

 

当財団は、初の試みとして、被災在宅/訪問看護センター緊急支援を行いましたので、その経過を報告致します。

 

現状把握

発災後、岡山では、育成事業1期生事務所(日本財団在宅看護センター「晴」)を拠点に、また広島では、現在研修中の同5期生を介し、現地状況を把握するとともに、7月14日には、災害医療専門家(当財団会長喜多)が両県に入り、関係者から聞き取り、現状視察しました。

支援金募集

2018年10月17日までの3か月、在宅/訪問看護師を中心に、医療従事者や関係者の18法人、個人30名から総計229万円のご寄附をいただきました。

支援の内容

1.岡山県:一般社団法人岡山県訪問看護ステーション連絡協議会を通じ、倉敷市真備町「訪問看護ステーションあんど」(全壊)および「そーる訪問看護ステーション」(半壊) に、緊急支援金と訪問看護鞄セット。岡山市北区の「グッドライフ指定訪問看護ステーション」(建物被災)に緊急支援金。

2.広島県:訪問看護ステーション協議会を介して、浸水、道路崩壊で車移動困難な11事業所に対し、バイク・電動自転車購入資金を緊急支援。

1.          訪問看護ステーション瀬野川

2.          訪問看護ステーションこだま

3.          訪問看護ステーション中野

4.          ほっと・はぁとステーションてのひら

5.          エンパワーライフ訪問看護リハビリテーション

6.          訪問看護ステーション竹の子クラブ

7.          訪問看護ステーションせせらぎ

8.          安芸地区医師会訪問看護ステーション

9.          安芸地区医師会府中町訪問看護ステーション

10.    訪問看護ステーションやすらぎ

11.    安芸地区医師会熊野町訪問看護ステーション

 

当財団では、今後も同様事態に備え支援体制を整えたいと考えています。

今回のご支援に深甚の謝意を述べますと共に、引き続き、皆様のご支援を賜りたく、お願い申し上げます。

笹川記念保健協力財団

会長 喜多悦子

 

訪問バッグの贈呈 (左から岡山県訪問看護ステーション連絡協議会江田会長、そーる訪問看護ステーション片岡代表)

訪問バッグの贈呈
(左から岡山県訪問看護ステーション連絡協議会 江田会長、そーる訪問看護ステーション 片岡代表)

 

訪問看護ステーションあんどCIMG2304

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(前列右 訪問看護ステーションあんど 浅沼管理者)

7月31日に当財団会長の喜多が岡山県倉敷市、広島県尾道市を訪問いたしましたので、会長ブログもあわせてお読みください。

 

[活動レポート ― 在宅看護センター]
在宅の仲間たち-9 フルーツ王国 和歌山の「幹」

法人名:一般社団法人 幹

事業者名:幹(みき)在宅看護センター

所在地:和歌山県紀の川市貴志川町長原528の7

HP:http://miki-zaitaku.com/index.html

FB:https://www.facebook.com/一般社団法人-幹-303803566809942/

電話:0736-64-4322 FAX:0736-64-4331

開業:2018年3月1日

代表理事:丸山美智子 研修4期生

在宅12018年3月、和歌山県で初めて日本財団在宅看護センターが開所しました。

「幹(みき)在宅看護センター」は、

「フルーツ王国」 をうたう紀の川市にあります。開所月の3月は、ハウス栽培のいちごが産直市場にたくさん並び、まさに桃源郷、桃の花満開の頃でした。

 開所早々、緊張しながらの訪問看護から事務所への帰路、桜とはまた違う桃色の花一面の、まさに桃源郷を通りながら、自分自身が癒されました。

  7月には、立派な果実が実のりました。毎日、美味しそうな丸々した桃を求める各地からの観光客でいっぱい、夏になったなぁと感じました。夏が終わり、今は秋の果物イチジクがいっぱい実  をつ在宅2けています。そろそろ柿も出番を迎えます。

  季節の移り変わりを感じながらあっという間に、独立開所して半年(1/2年)がすぎました。常勤看護師3人で人文字「2分の1」を作ってみました。

 代表理事丸山は、大学附属病院救急救命センター勤務を約10年、フライトナースも経験しました。この間、交通事故後の身体障がい、溺水後の低酸素脳症の子ども、生きづらくてリストカッ トを繰り返す人、突発的に農薬を飲んだ人など、さまざまな急性期事例に関わりました。そして、これらの方々は、帰宅後どのように生活するのだろう、との思いを常に抱いていました。

日本の新生児医療の進歩により重度な障害をもっていても生きることができるようになりました。しかしその子供たちの親は、子どもが退院後に一夜として熟睡できないことも知りました。

大学病院の次に勤務した重症心身障害児施設で管理者を務めたことで、医療保健分野とはまた違った障害福祉制度を知ることができました。次は自分自身でこれまでに気になったことに関わりたい、と、訪問看護ステーションの開設を考え始めた頃、「日本財団在宅看護センター起業家育成事業研修」の募集を知りました。即、応募しました。

研修の8か月間は、楽しくて夢をみているような日々でした。東京のど真ん中で日本の最先端を担っている講師陣のビビットな講義、グローバルな講義など、和歌山では…なく、何処でも、なかなかチャンスがない講義や見学の数々。東京滞在中だからこそ可能だった東京大学の一般公開セミナーや様々な学会研究会への参加、そこで出会った多様な分野の方との人脈造りが財産となりました。講義の合間には、美術館巡りも観光も楽しみました。研修の企画牽引役の笹川保健協力財団理事長(現会長)喜多悦子先生の知的好奇心でしょうか、折々の一言二言が、私たち研修生をそそのかし、モチベーションを上げてくれました。

そして幸運だったことは、日本財団笹川陽平会長の世界の平和や医療保健・人権や福祉に対するお考えを直接うかがうことができたことです。笹川会長とのtwo shotの写真は家宝です。

とてつもなく内容の濃い8か月の研修で、「開所後は量と質の両方で世の中に看護の力を示さなければいけない」という覚悟をもらえました。

在宅3「幹(みき)在宅看護センター」に、同じ志、想いをもつ相棒がいてくれるのは、とても幸せなことです。機能的にも重要なパートナーです。現在のスタッフは、常勤看護師3人ほか、非常勤で看護師9名、理学療法士3名、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士、栄養士各1人と多職種が所属しています。30代から60代が、活発に働き、学び、そして遊んでいます。さらにありがたいことに、医師、薬剤師、臨床心理士、支援学校の先生など、必要に応じて相談できる様々な専門職が近くにいます。

「幹(みき)」は、0歳から100歳以上、どの年齢層であれ、どんなに重症であれ、どんな医療機器に囲まれていても、365日24時間、訪問します。身体と心の健康全体を、生活の場において、医学的に、しかし看護の視点でのケアをおこないます。そして必要な場合、適切な専門家につなげられる幅広い知識をもつジェネラルナースを目指しています。月に1度のランチョンセミナーでは、各スタッフが得意分野を講義し、互いの知識を深めます。学会や外部研修会に参加した場合には、必ず、伝達講習を行います。

4在宅「幹(みき)」という名前は、代表理事である「みちこ」の「み」、管理者である「きよこ」の「き」で「みき」から名付けました。「幹」という漢字には太く強く支える存在でありたいという思いが込められています。

開所直後、以前の勤務先で関わった福祉事業所から精神科訪問2件、そして支援学校の先生からの問い合わせで小児の訪問が始まりました。精神科訪問はその時に担当した医師から次の依頼がきたり、関わった相談支援事業所から次の依頼が来たりと少しずつ増えています。最近はカウンセリングをしている臨床心理士からの依頼がありま した。社会問題でもある「ひきこもり」にも関わり、やり甲斐を感じる反面、発達障害などを含め、まだまだ学習が必要だと感じています。

開業間もない3月末日、旧知の医師の依頼で、初めて看取りをさせて頂きました。なくなる前日、「幹」の名刺、私の名前をみて、「命綱」と言ってくれました。自分と年が変わらない方が亡くなる・・健康である私は、できることをしっかりとしなければ、と痛感しました。

また、「生き切る」ということを教えてくれた方があります。私よりも若い方でした。色々な管(ルート)を7本もつけたままの退院。退院日は買い物に行き、翌日はほんの少しケーキを食べていました。退院後5日目のことです。

「もういい?」と私に尋ねました。

「(娘と買い物にゆく、外出を楽しむなど)あなたがやると言ったことはやり遂げましたよね」と私が答えた翌日、ご家族に看取られて静かに旅立たれました。限られた命の時間の中で本人のやりたいことを応援するために、「多職種協働」という言葉がすっきりとあてはまる事例でした。フットワークの軽いケアマネジャーさんや病院勤務の医師と在宅専門の医師のダブルで関わってもらうよう調整を重ねました。そして、嬉しいことがありました。病院勤務医から、「在宅との連携が如何に大切かということを、日々学ぶことができた」との言葉とともに、「どこかで発表したい」とも。病院勤務医が在宅で療養される方の状況を発表して下さること、在宅看護師として、とても有難いと思っています。

開業後まだ短期間ですが、それぞれの看取り毎に、多くの学びがあります。ご家族は、医療者が思うよりはるかに不安であるが故に、少しの声掛けや働きかけが不安を軽減している様子を毎回実感します。

在宅5今は6か月の子どもに癒される毎日です。合併症の多い病気ではあるけれど、モニターの数値におっかなびっくりの毎日ではあるけれど、大きな瞳と泣き声でしっかり自己主張し日々成長発達を感じています。お母さんを主とした家族ケアも含めて、目の前の命にしっかりと向き合っていきたいと思います。

「看護師が社会を変える!!」研修の広報にあった、壮大な目的…には、まだまだ届きませんが、「幹」は、看護を通じて「笑顔の瞬間」を提供することを理念とし、在宅療養生活の中で、利用者さんもご家族も、そして我々も笑顔の瞬間をもてるよう、精進していきます。

[活動レポート ― ハンセン病]
ミャンマー初等中等教育

ミャンマーは、1998年にMDTを導入し、2003年に国レベルでハンセン病制圧目標(人口1万人当たり患者数が1人未満となること)を達成しました。しかし、ミャンマーは広い辺境地域と多くの少数民族を持つために、地域レベルでは、未達成の地域もあり、ハンセン病に伴う偏見・差別も根強く残っています。ハンセン病患者・回復者及びその家族は、そのような偏見・差別によりさまざまな困難・制約に直面しています。ハンセン病を親が患ったことから、貧困・偏見・差別により、その子どもたちが教育を受けられないこともあります。

このような状況を踏まえ、2017年4月から2018年3月までミャンマー国内14か所のハンセン病の回復者とその家族たちが住む村(コロニー)において、ハンセン病患者・回復者の子供たちの教育状況改善のために、294人の子供たちへの教育支援をMAM(マム)(注1)を通じて行いました。具体的には、子どもたちの学費や制服代、文具費、昼食代を賄うための奨学金の付与です。294人のうち85人は小学生、154人は中学生、43人は高校生、12人は大学生でした。

教育支援を受けた子供たちが通う小学校にて

教育支援を受けた子供たちが通う小学校にて

この教育支援は、貧しいハンセン病患者・回復者が子どもたちを学校に通わせるきっかけとなり、子どもたちは定期的に学校に通えるようになりました。実際に支援をした村々では、例年15%程度の子供たちが学校を中途退学せざるをえなかったのですが、現在ではそれが5%となりました。

小学校で給食を食べている様子(給食は子供たちにとって貴重な栄養を得られると共に、学校へ行くモチベーションにもなる楽しい時間です。)

小学校で給食のスープを食べている様子(給食は子供たちにとって貴重な栄養を得られるとともに、楽しいひとときです。)

また、この教育支援によりこれらの村の子供たちの知識、態度、行動にも改善がみられ、教育支援を行った各地域において、ハンセン病回復者やその家族たちに対するイメージが向上したという波及効果もみられました。

 

注1:MAM(マム)は正式名をMyitta Arr Marn(ミャンマー語で「よりよい希望の力」)といい、2006年4月に元保健省職員が中心となってミャンマー初のハンセン病回復者のためのエンパワーメント・ワークショップが開催された際に、参加した回復者たちによって設立されたハンセン病回復者組織で、ハンセン病回復者の自立と尊厳の回復を目指して活動を続けています。ミャンマーにある14か所の全てのコロニーに支部(SUB-MAM)を立ち上げて、各地においてハンセン病患者や回復者に寄り添った支援を行っています。

[活動レポート ― ハンセン病]
バングラデシュ栄養教育

バングラデシュは、1998年に公衆衛生上の問題としてのハンセン病の制圧を達成しているものの、毎年約3,000人強の新たな患者が出ており、ハンセン病はいまもなお大きな問題となっています。また、同国における国民の栄養状態は悪く、全国の5歳以下の子どものうち36%が栄養失調です(1996年は60%)。低栄養はハンセン病の臨床症状に大きく影響するリスク要因であり、病気の感染・発症を防ぐためにも、バングラデシュにおいて国民の栄養状態を改善することは重要といえます。

 

このような背景の中、2017年7月よりバングラデシュ北部の古都ボグラ県のハンセン病定着村において、Lepra(レプラ)(注1)を通じてBogra District Federation(ボグラ地域連合)(注2)によって、ハンセン病回復者や障害者、特に女性や子供達のために活動を行っている自助グループのメンバーが、バランスのよい食事の重要性を学び、栄養がある食事を提供・摂取できるようになることを目的に栄養教育の事業を開始しました。

 

自助グループの勉強会に参加する女性たちとその子供達

自助グループの勉強会に参加する女性たちとその子供達

まず、12ある女性の自助グループの各リーダーたちが栄養教育を受けました。その後、そのリーダーたちが自助グループのメンバーに半年間で860回以上の栄養教育の勉強会を開きました。それには自助グループメンバーだけでなくその家族や近隣の人たちも含めて半年間で4,000人以上が参加しました。最終的には10,000人の人々が栄養教育を受ける見込みです。加えて、野菜栽培とその調理指導教室も半年間で60回開かれ、600人以上が参加しました。こちらも最終的には1000人が受講予定です。

 

この地域では以前は、わずか10%の女性だけが健康的な食事が摂れていたとされていましたが、このような栄養教育を多くの女性たちが受講することにより、自分自身や子供達の栄養について考えるようになり、健康的な食事が摂取できるようになりました。

 

自助グループの女性たちの調理指導教室の様子

自助グループの女性たちの調理指導教室の様子

前述した通り、栄養状態が悪いこととハンセン病に感染することには関連性があるとの研究結果が出ており、今回、栄養教育を学んだ母親たちによって、子供たちの栄養状態が良くなることで、将来的にハンセン病を発症するリスクを減らすことが可能となります。

 

注1:Lepra(レプラ)は、1924年より英国に本拠地をおいてハンセン病関連の活動をしている団体です。モザンビーク、アンゴラ、ブラジル、マラウィ、バングラデシュ、インドを中心に啓発活動、早期発見・治療活動、保健システムの改善等を行っています。

Lepraのホームページ https://www.lepra.org.uk

上記事業の紹介もHPでしています。https://www.lepra.org.uk/nutrition-education-project

 

注2:Bogra District Federation(ボグラ地域連合)はボグラ県を代表するハンセン病の回復者団体です。おおよそ1000人のメンバーで構成する自助グループのネットワークがあり、1か月に2回定期的に会合を持って参加者に新しいスキルを学ばせたり、問題を話し合ったりしています。

[活動レポート ― ハンセン病]
統合的な疾病対策促進活動 ― ハンセン病の症例分布調査 ―

世界にまだいくつか残っているハンセン病の蔓延地の多くは、保健医療へのアクセスが非常に困難な地にあります。そこで当財団では、ハンセン病対策を他の疾病対策と統合し、保健医療へのアクセス拡大を図る活動への支援を行いました。

 

ハンセン病の症例が今日なお多くみられるアジアやアフリカ諸国では、その他の顧みられない熱帯病(NTDs: Neglected Tropical Diseases)(注1)の問題も抱えており、その対策活動が進んでいます。そこで、ハンセン病の症例の地理的分布調査を行い、他のNTDsの症例分布と照らし合わせ、協働することができる地域を特定し、それらの疾病対策と統合したより効果的な保健医療サービスの提供制度を構築するための仕組みづくりが開始されました。この活動は、American Leprosy Mission(ALM:アメリカ救らい協会)(注2)が主導して、Accelerating Integrated Management (AIM:統合的疾病対策促進)(注3)チームが行っており、当財団はその初期段階であるハンセン病の症例の分布調査への支援を行いました。

現地状況調査のための保健職員による住民への聞き取り(リベリア)

現地状況調査のための保健職員による住民への聞き取り   (リベリア)

 

2018年初頭までに、カメルーン、ナイジェリア、モザンビーク、リベリア、ガーナ、ミャンマー、スリランカの7ヵ国で、各国保健省の合意と関係NGOの協力を取り付け、調査活動が実施されています。分布調査が完了したミャンマーでは、この情報を基に、他疾病と協働した患者発見活動や、ハンセン病予防薬のパイロット実施地の選定を行うなど、新しい取り組みを推進しています。また、ナイジェリアでは、完成した症例分布図の有効性を維持するために、最新の症例データを収集するためのシステム開発とその導入も進められています。これから、他の国々でも分布調査を完了させ、効果的な保健医療の提供を可能にするシステムの実現が期待されています。

 

ガーナ沿岸地域の感染症の症例分布(赤:ブルーリ潰瘍、黄:ハンセン病、青:象皮病)

ガーナ沿岸地域の感染症の症例分布(赤:ブルーリ潰瘍、黄:ハンセン病、青:象皮病)

注1:顧みられない熱帯病(NTDs: Neglected Tropical Diseases)とは、熱帯地域を中心に蔓延している寄生虫や細菌による感染症のことで、貧困層を中心に世界の約10億人が感染し、年間50万人が死亡していると言われています。これらの熱帯病は先進国でほとんど症例がないために、世界の3大感染症であるエイズ、結核、マラリアと比べて、これまで世界の関心を集めることがありませんでした。ハンセン病もこのNTDsの一つとなります。

 

 

注2: American Leprosy Mission(ALM:アメリカ救らい協会)は100年以上前から米国の南カロライナ州を本拠地に世界中でハンセン病患者や回復者のための支援活動を行っています。最近はコートジボワール、コンゴ共和国、インド、リベリア、ミャンマー、ネパール、フィリピン、コンゴ民主共和国の8か国において事業を展開しています。

American Leprosy Missionのホームページ https://www.leprosy.org/

 

注3:Accelerating Integrated Management(AIM:統合的疾病対策促進)事業はALMとロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院、ガーナ保健省との共同チームによって開始され、統合的な疾病対策促進活動を各国の保健省やNGO等と協力して進めています。

Accelerating Integrated Managementのホームページ http://aiminitiative.org/

[活動レポート ― ハンセン病]
ハンセン病定着村における環境改善 ミャンマーより

ミャンマー東部の国境付近に位置するシャン州は、独立を求める少数民族が多く暮らし、武装組織との戦闘が多発しており、政治的に不安定な地域です。またアクセスが困難なため医療システムも機能していない地域も多くみられます。ハンセン病の罹患率も高く、州内にはハンセン病定着村も複数ありますが、そこでの生活環境は厳しく、学校さえもありません。これらの状況を改善するために、シャン州の8つのハンセン病定着村において、水タンクの設置や小学校建設などの環境改善活動への支援が2017年に開始されました。この支援はThe Leprosy Mission(TLM:英国救らいミッション)ミャンマー事務所(注1)を通して、シャン州で30年以上もハンセン病関連の活動をしているChristian Leprosy Mission, Eastern Shan(CLEMES:東シャン州キリスト教救らいミッション)(注2)が実施しています。

これらの活動は、各々の村で住民主体が参加型で行うことによって、住民一人一人の自尊心や村への想いを高めるとともに、長年ハンセン病定着村として差別の対象とされてきた村が、周辺の住民たちによって差別されず、「ひとつの村」として認識されるようになることを目的に実施されています。

Le Po(ルポ)村では住民たちが衛生環境を向上するために、まず水タンク建設に協力しました。タンクの土台をつくるために、女性たちもセメント作りに積極的に参加し、一丸となり完成させました。そしてパイプをつなげて水路をつくり、水を村に運べるようになりました。上水道が整備されたことにより、衛生状態が改善し、さまざまな感染症の罹患率も下がることが期待されています。

また、この村は周囲から隔絶した場所にあるため、これまで住民の子どもたちは、学校に通うことができませんでしたが、来年までに小学校が建設されることになりました。ここでの小学校の建設は、これまで子どもたちに教育の機会を与えたいと願っていた親たち、又、将来の夢を描くことができなかった子どもたちにとって、大きな希望となっています。これから将来を担う子どもたちが、学ぶ喜びを得ることにより、いままでは考えられなかったような大きな夢を持つこともできるようになるでしょう。

ミャンマー環境改善

 水タンクをつくるために、セメント作りから住民が取り組みます。
その過程には、女性も積極的に参加し、住民全体の強いオーナーシップが芽生え、
よりよい管理体制も期待されます。

ミャンマー環境改善2

 学校建設予定地で、完成を心待ちにしている子どもたち。
校舎の支柱となる木材は、周辺の山々から木を伐採して村へ運んできました。

注1:The Leprosy Mission(TLM:英国救らいミッション)は、英国を本拠地に130年以上もハンセン病関連の活動を行っているキリスト教団体で、ミャンマーでは1898年より地元のキリスト教団体や病院と一緒に活動を行っています。現在、TLMはミャンマーではハンセン病と障がい者問題のリーダー的な存在です。主に保健サービスや公共の場へハンセン病患者や障がい者がアクセスしやすいようにしたり、偏見差別をなくし、ハンセン病患者や障がい者の社会参加を促したりする活動を行っています。
The Leprosy Missionのホームページ

注2:Christian Leprosy Mission, Eastern Shan(CLEMES:東シャン州キリスト教救らいミッション)は、シャン州の少数民族が多い地域でキリスト教会によって30年前からハンセン病や貧困と立ち向かうことを目的に活動が開始され、現在では医療アシスタント、患者の潰瘍の処置をはじめ、重力フロー給水、バイオサンドフィルター、衛生設備、小学校建設などの社会インフラにかかる活動も行っています。

[活動レポート ― ハンセン病]
ハンセン病定着村における環境改善 インドネシアより

学生などの青年がハンセン病定着村に数週間暮らしながら(キャンプ)、村の清掃活動や道路整備などの環境改善活動(ワーク)を行うことをワークキャンプと呼んでいます。住民である回復者と交流を重ねることを通じて、青年自身の心身の向上にもつながっていると、現地ならびに国内でも高い評価が寄せられています。

 

ワークキャンプ運営団体Leprosy Care Community(LCC)注1は、東ジャワ州ンガンゲット村で活動を行っています。インドネシアでは、ハンセン病患者や回復者、その家族への偏見・差別が、未だに根強く、深刻な問題となっているため、ハンセン病定着村におけるワークキャンプ活動は、インフラ整備による生活環境の改善だけでなく、村の中と外の一般社会をつなぐ架け橋にもなっています。

 

回復者の家族、特に子どもたちは、進学や就職などの理由により、村を出た後、戻らないことが多くあります。そのため、村には高齢者のみが残り、村の発展が期待できないという状況が多くの定着村に共通してみられます。ンガンゲット村も例外でなく、回復者の子どもたちは、村を「故郷」と考えず、都会へ出て働きたいという希望が多くありました。そこで、LCCは、村の住民と村の将来像を描くことから始めました。若者を中心とした集会を開き、清掃活動を行うと共に、村の中に湧いている温泉にも注目しました。温泉周辺の環境整備を行ったところ、村の外からの利用者が増えました。

温泉に続く道に手すりを付け、歩きやすくなりました

温泉に続く道に手すりを付け、歩きやすくなりました

 

建設した更衣室は、村の外からの利用者に好評です

建設した更衣室は、村の外からの利用者に好評です

そこで、2017年度は、温泉をより多くの人々が利用するようになるために、温泉へ続く道の舗装と更衣室の建設を行いました。その結果、ンガンゲット村がハンセン病定着村であることを気にせず温泉を利用する人が多くなり、温泉の駐車料金などの支払いを通じて、村の収入が増え、村の中でも働く機会を得られるようになりました。いま、若者たちは、温泉施設への注目を通して、村への「故郷」としての誇りが生まれ、自分たちの手で、村の将来をどうするか、考え始めています。今後のンガンゲット村の発展が大きく期待されます。

 

 

 

 

注1:

Leprosy Care Community (LCC) は、2010年の設立以来、年々活動範囲を拡げ現在では4か所でワークキャンプが実施されています。

http://www.lccui.com/

インドネシアでは2018年度に、こうした各地のワークキャンプをコーディネートする組織として「JALAN Indonesia Work Camp CoordinateCenter」が立ち上がりました。

 

[活動レポート ― ホスピス緩和ケア]
「高齢者に多い疾病と健康管理 認知症ケア」学習会のご案内

当財団では、ホスピス緩和ケア、終末期ケアおよび在宅医療等の必要性を、保健医療関係者から一般市民まで幅広い層を対象に周知啓発する活動、または地域における生活・療養・医療・介護・看取りを支えるための多職種間連携強化等に対する助成をおこなっています。今年度は、医師、看護師、介護福祉士など、18名が助成活動中です。

ご紹介する鈴木晶子さんは、地域の方々が自ら在宅医療や介護について考え、病気や障がいを持っても「自分の選んだこの町で暮らしていける」と思える機会を作る活動をしています。この度、活動のひとつとして、9月9日(日)に東京都足立区北千住で住み慣れた地域で健やかな老後を送るための学習会「「高齢者に多い疾病と健康管理 認知症ケア」が開催されます。どなたでもご参加いただけますので、関心のある方とお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

本会に関するお問い合わせ・お申し込みは

北千住訪問看護ステーション 電話03-3882-8386 FAX03-3882-8581

まで直接ご連絡ください。

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