[活動レポート ― ホスピス緩和ケア]
ホスピス緩和ケア事業 2014年度助成者報告会が開催されました

 2014年度助成者報告会が開催され、18名の2014年度奨学金・海外研修助成・研究助成の受領者による成果発表が行われました。小雨のちらつくあいにくの天候でしたが、3名の当財団企画・審査選考委員を含む約50名の参加者がありました。研究成果発表では、一意専心に努められた研究・研修・修学の成果に対し、活発な意見交換が行われ、委員の幅広い知見から助言・コメントをいただきました。
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本報告会は、研究・研修成果を、同じく緩和ケアの領域でご活躍される研究者や関係者の方々と情報共有できる機会でもあり、ネットワーク形成の場でもあります。昼食懇親会では和やかな雰囲気で歓談、名刺交換がおこなわれました。
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皆様の今後の益々のご活躍、ひいては日本の緩和ケア分野の発展を心より祈念します。

 

[活動レポート ― 在宅看護センター]
「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業2期生の講義がスタートしました

日本財団在宅看護センター起業家育成事業、2期生の講義がいよいよ始まりました。

初日の午前は、在宅看護を語る上ではずすことのできない、地域包括ケアシステムの第一人者である辻哲夫先生(東京大学高齢社会総合研究機構特任教授)より、「超高齢社会の到来と医療介護政策の展望」についての講義を受けました。これからむかえる超少子高齢社会における在宅医療・訪問看護の必然性や多職種連携の進め方などについて、幅広い知見から講話いただき、本研修講義の初回を飾りました。

午後は本事業1期生ですでに、「日本財団在宅看護センター横浜」http://zaitakukango.net/

を開業している山本志乃さん

 http://www.nippon-foundation.or.jp/what/spotlight/home_nursing/story1/

より、受講前後に経験した様々な悩みや、開業してからの雇用に関する課題等について、お話いただきました。最後には受講生全員から、沢山の具体的な質問が飛び交いました。

これからも業界の最前線を走る、ナンバーワン講師によるホットな前期講義が2か月間続きます。

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[活動レポート ― 在宅看護センター]
2015年度「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業開講式を行いました

地域に根差した在宅看護事業所を企画・運営できる経営力をもった看護師の育成を目指す「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業は、2年目を迎え、6月15日に開講式を行いました。

日本財団笹川陽平会長から「2期生は、10年、15年先を見据えることができる精鋭の9人といえる。人を使う経営者の原点として目配り、気配り、心配りができる人になってください。」との祝辞を頂きました。受講者代表は、「看護師として培った経験を基に、自宅療養者のケアはもとより、他の保健専門家との連携において、健康障害をもつ人々であっても、安心して住み慣れた地域での暮らしを保障できる専門家になれるよう、最大限の努力を致します。よろしくご指導下さい。」と力強い言葉が返されました。そして、すでに修了した1期生からは、「地域住民の健康を護る社会を一緒に創りましょう」と温かいメッセージが寄せられました。

受講者同志、よき友、よきライバルとして、起業という大きな目標に向け走り始めました。これから8ヵ月間、事務局も全力でサポートして参ります。

開講式での記念撮影

開講式での記念撮影

 

 

 

 

 

 

 

 

受講者代表の挨拶

受講者代表の挨拶

 

 

 

 

[活動レポート ― 在宅看護センター]
「日本財団在宅看護センター大阪」開所式

「日本財団在宅看護センター大阪」が大阪市東成区にオープンしました。4月25日に行われた開所式には多くの仲間が駆けつけました。地域の保健のかなめを立ち上げるという挑戦を決意した高岸さんの意欲に対し、喜多理事長からは「あなたのされることが、この地域、東成区、そして大阪を、さらに日本の社会を変えるのです。」とメッセージを送りました。

 スタッフ(前列)の皆さんと

スタッフ(前列)の皆さんと

 「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業 第1期修了生の高岸博子さんが代表を務める事業所は、一般社団法人 医療看護110番 リハビリ訪問看護ステーション  http://hp.kaipoke.biz/fh4/ として、市営地下鉄と近鉄、それぞれの今里駅に挟まれた、静かな街並みの一角にあります。

事業所の外観

事業所の外観

高齢化率21.2%に加え、生活保護人員、外国人比率など、その特色に沿ったケアが求められます。すでに地域にある他ステーションとの差別化を図るため、医療介護福祉全般のよろず相談や、多職種連携のコーディネートなど、高岸さんの経験や強みを生かしたケアを行います。まずは、看護師2名、准看護師1名、理学療法士1名、計4名体制で動き始めました。今後の活躍を楽しみにしています。

第1期生 高岸博子さん

第1期生 高岸博子さん

 

[活動レポート ― 在宅看護センター]
お問い合わせください!「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業

超高齢化が著しい日本社会における保健・医療のニーズに応え、多様な保健専門家との連携をうながすために、中心となる看護師の養成を目的とする本事業は、2014年6月に開講し、第1期生17名は本年1月に全員が修了しました。

2015年度第2期生は経験豊富な中堅看護師が8名集まりました。

私たちは本事業について、お問い合わせやご相談を通年で受け付けております。

一歩を踏み出したいけど不安がいっぱい・・・

どの様な講義が行われているのだろう・・・

起業に際してどんな支援があるのかな・・・

など、お気軽にご相談ください。

看護の力を活かし、誰もが安心して地域に住み続けることが出来る環境作りを目指す看護師の皆さんをお待ちしております。

詳細はこちら↓↓

https://www.smhf.or.jp/wp-content/uploads/2014/09/2015boshu_youkou.pdf

本事業に関するお問い合わせは

TEL:03-6229-5390

MAIL:smhf_home-nursing-cc@tnfb.jp

担当:菅原・濱田

まで、ご連絡お待ちしております。

 

[活動レポート ― ハンセン病]
「ハンセン病問題の今後を考える」

「グローバルアピール(2015)~ハンセン病に対するスティグマと差別をなくすために~」が第10回目を迎え東京から発信されたのを機に、その協賛イベントとして、日本各地で企画されたハンセン病に関するイベントへの助成と、ハンセン病問題の今後を考えるリトリート(合宿型の話し合い)、3都市での講演会を開催しました。

グローバルアピール2015と両陛下謁見
日本財団は回復者、宗教者、企業、教育機関などの賛同を得て、2006年より毎年「グローバルアピール~ハンセン病に対するスティグマと差別をなくすために~」を発信しています。10 回目にあたる今年は、初めて日本からの発信となりました。国際看護師協会の賛同を得たグローバルアピール2015は、1月27日に国内外から多くの参加者を得て盛大に発信されました。翌日には、本式典に参加した日本と海外のハンセン病回復者8名が、天皇皇后両陛下の謁見を許されました。「故郷では家族さえも私に触れることを避けたのに、両陛下から親しく話を聞かれ手を握っていただき、感無量です」と感動を口にしていました。

富士山のふもとでの集合写真

富士山のふもとでの集合写真


御殿場リトリート(GOTEMBA RETREAT 2015)
グローバルアピールや両陛下謁見に続き、ブラジル、インド、インドネシアなどのハンセン病回復者を中心とした、11カ国25名と共に、ハンセン病問題の現在と今後を考える会を開催しました。世界の多くの国では、ハンセン病患者数は減少している一方で、今なお新たな患者が発見されている高蔓延地域があります。患者数の減少にともない、国レベルでのハンセン病対策の優先順位が下がる中で、ハンセン病サービスとその質の維持が今ほど問われている時代はありません。11カ国の参加者と共に2泊3日をかけて、2つのテーマについて話し合いました。1つは、ハンセン病回復者自身による、ハンセン病サービスへの積極的な参加について。ハンセン病サービスとその質を維持するために、回復者自身が「自分たちの」サービスに声を上げ、行動を起こし始めています。この動きを進めるために必要なのは何かを協議しました。もう1つは、ハンセン病問題に取り組む新しい「当事者」(担い手)について。日本をはじめとする多くの国では、厳しい差別や隔離の時代を生き抜いた回復者は高齢となり、活動も難しくなってきました。その回復者と共にあり、その声を代弁し、語り継ぎながら、ハンセン病問題に正面から向かい合い、自分の問題として取り組む人たちが現れています。今後は病気を体験した回復者に加え、ハンセン病問題を自分の問題として取り組む人たちも含む「当事者」を増やしていこう、と話し合われました。2つの大きなテーマを語る刺激に満ちた2泊3日は、参加者によるさらなるコミットメントと共に幕を閉じました。
会議の様子(於:静岡県御殿場市)

会議の様子(於:静岡県御殿場市)


「ハンセン病問題を語り継ぐもの」講演会
当財団はグローバルアピール2015を大きな国内啓発の機会とすべく、ハンセン病啓発企画を公募し、協賛イベントとして助成しました。同時に、新たなハンセン病問題の「当事者」(担い手)が現れつつあるマレーシア、中国、日本の3カ国の語り手による講演会を、大阪では追手門学院大学社会学部共催、鹿児島では星塚敬愛園自治会共催、国立療養所星塚敬愛園後援、東京では日本財団学生ボランティアセンター後援で開催しました。中国には今なお600を超えるハンセン病回復村があります。そこには、家族や外の社会との交流を断たれた、高齢の障がいを持つ回復者が暮らしています。かつて「死ぬのを待つだけだ」と言っていた村人が、希望を取り戻したのは、学生の力でした。村人と学生は、支援する者とされる者という関係を軽々と越え、強い絆で結ばれています。中国からは、学生という新しい「当事者」を、回復者の視点から欧鏡釗さんが、ワークキャンプのコーディネーションNGOのJIAから菅野真子さんが語り手として話をしてくれました。マレーシアのクアラルンプール近郊にある、かつて世界で2番目に大きかったスンゲイブロー療養所の入所者は子どもを産むことは許されていましたが、育てることは許されませんでした。所内の乳児施設で育てられた子どもの多くは、国内外に養子に出されました。高齢化が進む入所者は、最後に一目でいいから我が子を目にしたいと切望しています。数十年と言う時が過ぎた現在、入所者の子どもを探すのは非常な困難を伴いますが、見つかった第2世代の中には、ハンセン病を理由に親に会うことを拒む人も少なくありません。その中で今、語り部として活動を始めた第2世代がいます。マレーシアからは、入所者と第2世代をつなぐ取り組みを続けるエニー・タンさんと、第2世代として語り部活動を行うノラエニ・モハメドさん、そしてノラエニ・モハメドさんの娘で日本に留学中のナジーラ・バスリさんが話をしてくれました。大阪では中国とマレーシアの話に加え、長島愛生園歴史館の学芸員である田村朋久さん、鹿児島では星塚敬愛園入所者の小牧義美さんと上野正子さん、東京では弁護士の山本晋平先生にお話をいただきました。ハンセン病問題は歴史として残すだけ、また、知識として知るだけでは十分ではありません。そこから得られた普遍的な問題提起を、どのように現在、未来に活かしていくか、ということが重要であり、そのことを考える機会となりました。
開催にあたり、追手門学院大学、国立療養所星塚敬愛園には多大な協力をいただき、予想を超える多くの参加者を得ての講演会となりました。「ハンセン病に関する講演会にこれだけの人が参加する日本は、意識が高い」と、語り手も強い印象を持って帰国しました。
鹿児島講演会場の様子 (於:鹿児島県鹿屋市)

鹿児島講演会場の様子 (於:鹿児島県鹿屋市)

[活動レポート ― ホスピス緩和ケア]
2015年度助成金交付式

2015年度の助成金交付式が日本財団ビルにて執り行われました。

「ホスピス緩和ケアに関する研究助成」の研究助成は複数の職種による先駆的・未来志向的な研究、在宅や地域に関する研究を通して我が国のホスピス緩和ケア向上を目指すものです。今年度は15名の医師、看護師、薬剤師を含む医療従事者の研究課題に対して助成が決定しています。

「ホスピス緩和ケアドクター研修助成」は実績のある全国各地の医療施設における、ホスピス緩和ケアドクターの養成に対し助成するものです。今年度は4件の助成が決定しています。

「奨学金支援」は我が国のホスピス緩和ケアの向上のため、看護師を対象に、日本国内および海外の大学院(修士課程・博士課程)への進学のため奨学金を支援します。今年度は国内の大学院に進学する4名に助成が決定しています。

 

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当日は当財団の紀伊國会長による助成決定通知の授与が行われました。そして交付式後の懇親会では和やかな雰囲気の中、名刺・情報交換が行われました。

我が国のホスピス緩和ケアの向上に寄与する研究・研修の成功をお祈りします。

 

助成事業のご案内はこちらから

https://www.smhf.or.jp/hospice/grant/

[活動レポート ― ホスピス緩和ケア]
活動レポート

過去の記事は、以下のページでご覧いただけます。
 ハンセン病
 ホスピス緩和ケア
 公衆衛生の向上

[活動レポート ― 在宅看護センター]
「日本財団在宅看護センター横浜」開所式

本年1月末に「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業の研修を修了したばかりの第1期生 山本志乃さんが起業した「日本財団在宅看護センター横浜」http://zaitakukango.net/ が開所式を迎えました。

当センターでは、訪問看護の経験が豊富な看護師8名、理学療法士2名の体制で、「共存共栄」の理念のもと、かかわるすべての人と共に発展し、多職種、他機関とのチームケアを目指し、在宅事業を中心に療養・介護相談事業も行います。

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当日は財団関係者、同期も仲間たちも大勢駆けつけ、トップバッターとなる事業所のオープンを和やかにその門出を祝いしました。

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今後、第1期生による「日本財団在宅看護センター」は、順次オープンする予定です。

第2期生の応募は現在も受付中です。興味がある方は下記までお問い合わせください。smhf_home-nursing-cc@tnfb.jp

[活動レポート ― 公衆衛生の向上]
放射線災害医療サマーセミナー2014報告書が出来ました

昨年8月、福島県立医科大学、長崎大学、当財団による「放射線災害医療サマーセミナー2014」が福島県で開催されました。

米国1名含む北海道から九州まで22名の学生が参加、前半3日間は講義と実習、後半3日間は南相馬市、川内村、東京電力福島第二原発でのフィールド実習を行い、福島で何が起こり、現在人々はどのような状況にあるのかを肌で感じ機会となりました。

セミナーの概要をまとめた報告書が出来上がりましたので、ご覧いただければ幸いです。

2015年度も8月開催の企画を進めており、今月末より財団HPより公募予定です。

サマーセミナー2014報告書

サマーセミナー


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