[支援活動レポート]
[タンザニア]定着村における太陽光発電支援

期間 2008年度
対象地域 ザンジバル・ペンバ島・マクンデニ村
協力先 TLA(Tanzania Leprosy Association:タンザニア・ハンセン病協会)






タンザニア連合共和国、ザンジバル諸島の一つ、ペンバ島の一角にハンセン病定着村であるマクンデニ村があります。ここはかつてハンセン病の患者や回復者が一般社会から隔離されて治療を受け、一生を送る場所でした。ハンセン病の治療法が確立され、完治する病気となった後も、社会に残る差別・偏見は根強く、回復者とその家族は周辺社会から疎外されたまま暮らしていましたが、GLRA(German Leprosy and TB Relief Association:ドイツハンセン病・結核協会)などの支援の下、この村に保育所が作られ周辺村の子どもたちが通うなど、周辺社会との交流が進められてきました。現在では、14世帯29名の回復者とその家族が農作業などをしながら暮らしています。

この村には電力の供給はあるものの安定しておらず、また費用も高いため、住民はこれまで電気を使用することができませんでした。そのため、太陽光発電システムを各世帯および村の共同ホールに設置することとなりました。太陽光発電システムのおかげで、そこに暮らす人々の生活の質が向上しただけではなく、それまで疎遠だった親せきたちが訪ねてくるようになったことが報告されています。また、携帯電話機の充電や共同ホールの貸し出しといった小規模の収入創出プロジェクトを運営しながら周辺住民とのさらなる交流を促進する効果も期待されています。

この支援は篤志家の方々からのご寄付により実施することができました。