[支援活動レポート]
[インド]ハンセン病制圧活動支援

期間 1998~2004年度
対象地域 ウッタル・プラデシュ州
協力先 TLM(The Leprosy Mission:英国ハンセン病ミッション)インド支部

ハンセン病サービスを一般医療サービスに統合することは、ハンセン病制圧活動の促進と制圧達成後の持続可能なサービスの提供を可能とする重要な鍵として、全世界で推進されています。インドでも一般医療サービスへの統合が政府主導で進められています。

この統合を進めるためインドで開始されたのが専門サポートチーム(TST)の設置です。TSTは一般医療サービスの職員を指導し、適切なハンセン病サービスを医療システムの末端にまで行き渡らせると同時に、持続可能なシステムを構築するために、1999年に設置されました。当財団でも1999年以降、ILEP加盟団体を通じて、ウッタル・プラデシュ州やウエスト・ベンガル州などの数州で、TSTとその活動を調整監督するコーディネーション・セルの活動を支援しました。

当財団は、1999年度からTLM(The Leprosy Mission:英国ハンセン病ミッション)インド支部を通して、有病率の高い州のひとつであるウッタル・プラデシュ州のTSTの活動支援を行いました。TSTは同州全地区の医療機関でハンセン病の診断・治療・フォローアップができるような体制を作ること、医療機関に適切なハンセン病関連教材を配布すること、全医療機関で必要な治療薬を入手できるようにすること、患者の治療状況などの必要情報を整備すること、すべての医療従事者にハンセン病問題に対する意識を持たせること、偏見や差別をなくすための保健教育を行うことなどを通し、ハンセン病対策活動の適切な運営と管理が可能となり、ハンセン病の制圧に向けて大きな成果を上げることができました。