[支援活動レポート]
[インドネシア]インドネシア定着村基礎調査

期間 2007年度
対象地域 インドネシア全土
協力先 YTLI(Yayasan Transformasi Lepra Indonesia:インドネシアハンセン病財団)

インドネシアでは2000年に公衆衛生上の問題としてのハンセン病の制圧を達成しています。しかし2億人を超える人口、1万7,000を超える島からなる広大な国土、複雑な社会環境などの理由から、ハンセン病患者数は減少していません。このため、インドネシアでのハンセン病対策活動は現在でも医療面に重点が置かれており、ハンセン病に対する偏見や差別の問題をはじめとする社会面での活動は十分ではない状況です。

インドネシアには現在でも全国にハンセン病定着村があり、ここで暮らす回復者やその家族も多くいます。2007年に立ち上がった回復者ネットワークPerMaTaのメンバーや支援団体などとの協議の結果、PerMaTaが回復者の声を正しく反映し、全国レベルでのネットワーク化を通して、回復者が力をつけていくことを目指すためには、全国レベルでの定着村の状況やニーズを知る必要があることから、2007年度に、現地ハンセン病支援団体であるYTLI(Yayasan Transformasi Lepra Indonesia:インドネシアハンセン病財団)を通して、インドネシアのハンセン病定着村基礎調査の支援を行いました。

インドネシア22州の69の定着村の住人の内訳、定着村と外を結ぶ交通手段、管理管轄、定着村における支援プロジェクトの有無、教育レベル、配偶者の有無、職業、住居、大型家財道具の有無など詳細にわたった調査が行われました。この調査を行う過程において、各地域の回復者のリーダーも特定することができ、また、各地域におけるニーズも知ることができました。