[支援活動レポート]
[ネパール]セルフケア・トレーニング

期間 2006年度~
対象地域 西部ポカラ市
協力先 INF(International Nepal Fellowship:国際ネパール協会)






ハンセン病は確実に治る病気となり、患者の数は減少しています。しかし、病気が完治しても障がいを残し、また障がいを悪化させてしまうケースが少なくありません。そのため、INFが運営するグリーンパスチャー病院リハビリセンターでは、患者や回復者を対象として、傷口を作らないこと、そして傷を再発させないことを目的としたセルフケア・トレーニングを行っています。

セルフケア・トレーニングが必要だとみなされた患者や回復者は、平均して2週間を同病院の特別セルフケア施設で過ごします。この施設はネパールの典型的な農村の建物を模したものとなっており、ここで傷を作らないような日常生活の送り方を学びます。

このトレーニング・コースは、ハンセン病に関する基本的な情報や傷のケアの仕方、安全な農作業の方法、作業療法士による安全な調理の仕方や、簡単な補助器具の作り方などを学ぶことができる実践的なトレーニングを交えた内容となっています。また、新しくハンセン病と診断された患者の多くは、精神的なサポートを必要としているため、カウンセリングや、読み書きのクラスも行われています。

当財団では2006年度よりこのプロジェクトに協力し、これまでトレーニングを受けた人々の健康状態および生活状況が向上していることや、潰瘍治療を必要とする患者数が減少していることなどが報告されています。