[支援活動レポート]
[コロンビア]回復者運動支援

期間 2007年度~
対象地域 アグア・デ・ディオス市
協力先 LEPRA(LEPRA Health in Action:英国ハンセン病協会)/Corsohansen






19世紀に国立ハンセン病療養所が設立されたアグア・デ・ディオスは、1963年に行政上の市として登録されました。同市に暮らす13,615人(2005年現在)のうち、約85%が回復者かその親族で、ハンセン病の人口1万人あたりの患者数は3.2人となっており、国レベルでの人口1万人あたりの患者数0.7人を大きく上回っています。ハンセン病に対する差別は依然として根強く、そのため同市の経済的発展は著しく遅れ、回復者とその家族は社会・政治・経済的に一般社会とはいまだ隔絶された生活を送っており、多くが貧困の中に暮らしています。

この状況を改善するため、同市に暮らす住民が立ち上がりました。CorsohansenというNGOを設立し、偏見・差別の払拭を目指してハンセン病やアグア・デ・ディオス市に関する啓発活動を行っています。

2007年にはLEPRA(LEPRA Health in Action:英国ハンセン病協会)の協力により、Corsohansenが中心となって活動を行い、偏見・差別を払拭し、同市住人が一般社会に社会復帰することを目指した5カ年プロジェクトが開始しました。周辺コミュニティーや他の市民団体、宗教団体や政府を巻き込みながら、差別問題に取り組み、啓発ワークショップやキャンペーンを行うとともに、文化的・歴史的・宗教的・環境的に可能性を持つ同地域の観光化とメディアを通じたイメージアップ、回復者やその家族の経済自立支援など積極的な活動が展開されています。

当財団は、2007年のプロジェクト開始時より協力しています。