[ハンセン病のニュース]
平成25年度ハンセン病対策協議会

6月21日、都道府県会館にて平成25年度ハンセン病問題対策協議会が開催された。統一交渉団側の訴えは、①謝罪・名誉回復、②社会復帰・社会内生活支援、③在園保障、④真相究明、⑤将来構想の5項目なる統一要求書(http://www.hansenkokubai.gr.jp/topics/pdf/20130528.pdf)に基づいて行われた。これらに対する厚生労働省側の一定の努力は認められるものの、未だ解決の道が示されていない問題として、主として在園保障の問題が議論された。
2009年の閣議決定による国家公務員の定数削減政策の下で、ハンセン病療養所の職員も削減され、看護や介護不足により、入所者の生活に大きな影響を与えていることが報告されている。全国の入所者の平均年齢が82歳を超えた今、国の政策により苦渋の人生を余儀なくされた入所者の方々が、せめて残りの人生を人間らしく穏やかに暮らせるよう、必要な人員の配置が求められている。
本協議会では、人道的配慮がなされるべきハンセン病療養所を、行政改革基本法の対象から外さない限り、この問題は解決できないことから、統一交渉団は、政治的決断を求めるために大臣との面談を求めた。最終的に、厚生労働副大臣より、7月中に厚生労働大臣との面談を設定するよう努力する、との約束を取り付け、閉会された。
今後の進展に期待したい。(戸引)
参考: 毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20130622k0000m040093000c.html