[ハンセン病のニュース]
第2回国際ハンセン病歴史保存ワークショップを開催しました

10月31日と11月1日の2日間にわたり、東京都東村山市の国立ハンセン病資料館にて
第2回国際ハンセン病歴史保存ワークショップを開催しました。
第1回ワークショップが開催されたのは2012年。ブラジル、マレーシア、
フィリピン、台湾からの参加者とオーストラリアからの講師を迎えて開催しました。
それから2年の間に、フィリピンでは、全国当事者と支援者ネットワークCLAPと
国家歴史委員会、国立公文書館、国立ハンセン病療養所、保健省等の全面協力を得て
国レベルでの歴史保存と、歴史調査が開始され、非常に大きな展開がありました。
第2回にあたる今回のワークショップには、この大きな展開のあったフィリピンから
2名を講師として招き、ネパール、タイ、マレーシア、コロンビアから11名が
参加しました。
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初日は日本とフィリピンの経験から学び、
2日目はネパール、タイ、マレーシア、コロンビアの、ハンセン病歴史状況と
今後の保存活動計画の発表、それぞれの国の計画を全員で検討・協議しました。
すでになんらかの活動が始まっている4カ国からの参加者は、いずれも非常に熱心。
ワークショップ終了後にも、話し合いが続きました。
今回のワークショップでは、
*国際的なハンセン病ほ歴史保存に関するネットワークを構築すること
*各国の経験や情報を共有する機会(会議・機関誌その他)を作ること
*今回参加の各国の歴史保存計画を再考し、提出すること
*各国政府、各国諸機関、国際機関などへの歴史保存に関する啓発を行うこと
*1月最終日曜日の「世界ハンセン病の日」に、ハンセン病の歴史に関するアドボカシーを行うこと
などが提案され、閉会となりました。
11月2日・3日には草津で、リーかあさま記念館、重監房資料館、
栗生楽泉園を訪問しました。
いずれも強い印象を残したようです。
帰国後も、参加者は着実にハンセン病歴史保存に関する協議を続けています。
これからの展開が楽しみです。
(星野)