[ハンセン病のニュース]
ハンセン病専門書「Leprosy-Science working towards dignity」(英語版:東海大学出版会編)を当財団へ寄贈

7月11日、ハンセン病専門家である牧野正直先生(国立療養所邑久光明園名誉園長)と国立ハンセン病研究センターの松岡正典先生が来団され、この度発刊されたハンセン病専門書「Leprosy-Science working towards dignity」100冊を当財団に寄贈されました。本書は、日本人専門家のイニシアティブで出版された英文のハンセン病専門書として大変画期的なものといえます。

本書編集にあたっては、両先生に加えて後藤正道先生(国立療養所星塚敬愛園園長)、畑野研太郎先生(国立療養所邑久光明園長)が編集委員として参画され、約2年の歳月を経て発刊に至ったもので、今回、編集委員会の総意として海外のハンセン病支援を行っている当財団に寄贈いただいたものです。同書には日本の専門家のみならず、世界のハンセン病の歴史についてDr. Jo Robertson、ハンセン病疫学についてはDr. W. Cairns S. Smith等、海外の専門家からの寄稿も含まれており、ハンセン病の教科書として幅広い視点からまとめられた貴重な内容となっています。

今回、WHOハンセン病制圧特別大使である笹川陽平日本財団会長と面談され、本書発刊の主旨を述べると共に両先生から笹川会長に同書が手渡されました。
当財団では、寄贈いただきました本書をWHOや関係諸機関をはじめハンセン病問題の残る国々の政府保健省等に配布を予定しています。同書のより有効な活用が期待されます。