[ハンセン病のニュース]
ワークキャンプの勉強会を行いました

2001年から、日本と韓国の学生を中心としたグループが、中国広東省のハンセン病回復者定着村でワークキャンプを行ってきました。この活動が知られるにつれ、中国の学生の参加も増加した。2004年のNGO「家- JIA」の誕生を機に、中国の参加学生数は急増しました。2008年には1年間で中国の1600人もの学生がワークキャンプに参加しました。

村に寝泊まりしながら、トイレや生活用水設備の整備、家屋の修繕など生活環境の向上をめざして行われるワークキャンプ。JIAの急速な発展の背景にあるもの、ワークキャンプの可能性を知るため、2009年秋には早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター助教 西尾 雄志氏がJIAの評価を行いました。その結果、ワークキャンプの持つ社会を内側から変える大きな可能性が指摘されました。

今回は、西尾氏によるJIAの評価報告ならびに、JIAの事務局長 原田 僚太郎氏、王志偉氏、呉妙嫦氏による中国におけるワークキャンプの現状と今後についての報告と勉強会を開催しました。

治る病気となって約30年たっても、ハンセン病に対する偏見や差別は根強く残っています。人と人がつながることによって、村の人、キャンパー、周囲の村の人の心を変え、社会を変えていくワークキャンプ。

中国だけではなく、インドネシアをはじめその他の国の定着村やコロニーでもワークキャンプが始まろうとしています。

ハンセン病の長い歴史を変えていくアプローチの一つとして、今後もワークキャンプに注目していきたいと思います。