[支援活動レポート]
[ロシア]チェルノブイリ医療協力事業

期間 1991~2001年度
対象地域 ブリヤンスク州ほか

検診車贈呈式(モスクワ・赤の広場)

1986年4月に起きた、ウクライナにある“ソ連の”原子力発電所での事故の放射能汚染は広範に及び、ロシアでその影響を最も強く受けたのはベラルーシのゴメリ州に隣接するブリヤンスク州、すなわちベラルーシとロシアの国境地帯でした。財団はクリンシィ市の市立小児病院に検診センターを立ち上げ、5年間検診活動を続けました。この病院は昔の貴族の館を事故後、急きょ病院に改造したものです。

毎年検診を実施したロシア、ウクライナ、ベラルーシの5つの検診センターの担当者が検診のデータを持ち寄り、モスクワでワークショップ(1995年のみサンクトペテルブルグ)を開き、それぞれの問題点を協議し検診活動の統一性を図りました。その結果は報告書として英語・ロシア語でまとめられています。さらに5年間、センターの所在地でシンポジウムを開催し、1994年にブリヤンスク市で、また本事業の11年間の総まとめとして2001年にモスクワで開催しました。