[活動レポート ― ハンセン病]
ネパール大地震緊急支援フォローアップ調査

2015 年4月のネパール大震災後、当財団はボートレースチャリティ基金からの緊急支援として震源地近辺5 郡に住むハンセン病患者・回復者とその家族100世帯に対して、各世帯約16,000 円の支援金を供与しました。あれから1年が経過し、現地調査に行ってきました。

支援金で建てた小屋の前でハンセン病回 復者とその家族たち

支援金で建てた小屋の前でハンセン病回 復者とその家族たち


地震で被害のあった地域は、四方を山に囲まれたアクセスの困難な所で、その山の中腹に人々は点々と暮らしていました。今回はダディン郡の6 名の支援金受給者に、支援金の使途について聞きました。6人全員が支援金は、仮設小屋の建築に充て、残ったお金を食料や洋服やトイレ設置に使用したとのことでした。その全員が今現在もこの仮設小屋に住んでいるのですが、資金不足のため、もともとの煉瓦の家を再建する見込みはないそうです。この地域で乾季(10‐5月)に問題なのは、水です。山間部では各家庭に水道設備があることは極めてまれで、清潔な水どころか、雨水を溜められるタンクを増やすだけでも、遠い公共の水汲み場まで行かなくてもすむとのことでした。今後被災地域での水不足への対応が望まれています。
いまだに崩れたままの煉瓦の家

いまだに崩れたままの煉瓦の家