[活動レポート ― 公衆衛生の向上]
放射線災害医療サマーセミナー2015

2015年8月、福島県立医科大学、長崎大学、当財団の3者による第2回放射線災害医療サマーセミナーを福島で開催しました。昨年度に続き2回目となる本セミナーは、放射能についての知識を習得し、自然災害発生時に併発する特殊災害への対応を理解することを目的とし、全国より25名の医学部、看護学部、工学部他の学生が参加しました。

前半2日間は、災害医療・放射線・福島の現状などの講義・実習を行い、3日目以降は川内村に滞在し、東京電力福島第二原子力発電所見学、須賀川市の甲状腺検診、長崎大学川内村復興推進拠点による住民説明会、夏休み子ども教室での交流、健康フェスタでの住民交流を行いました。さらに講義と修了式、意見交換会と限られた期間でしたが、震災から4年経過した今、福島で暮らす人々がどのような状況、思いでいるかを自身の目で見て考え感じる機会となりました。

参加者の声

「事故当時の様子、被ばく線量、甲状腺がんのリスク予測、地元の人の声など多岐にわたり話を聞くことができました」
「福島第二原発へ見学に行った時に最後の質疑応答で、震災直後のことをできるだけ思い出さないようにしていたことを思い出し、涙を流されていたのが衝撃的でした」
「川内村の子どもたちとの交流が印象に残りました。子どもたちが素直で『とても楽しかった。ありがとう』と笑顔で言われ、セミナーに参加して良かったと思いました」

2016サマーセミナー

川内村での修了式を終えて全員笑顔