[活動レポート ― 在宅看護センター]
在宅の仲間11 「ねむの花」は三重に咲きました。

法人名:株式会社「ねむの花」

事業所名:「ねむの花」訪問ナースステーション

所在地:三重県桑名市星見ヶ丘3丁目805番地

HP:https://www.mie-nurse.or.jp/st-mie/station-info/1450-2

電話:059-441-5310

開業:2018年10月1日

代表理事:中村紀美代   研修4期生

皆さま

遅い新年のご挨拶を申し上げます。

私ども日本財団在宅看護センター三重「ねむの花訪問ナースステーション」は、昨(2018)年10月1日、三重県桑名市星見ヶ丘にオープンいたしたばかりです。まだ、生まれたばかりのほやほやの新生児のような在宅看護センターです。

喜多先生と

喜多先生と

ねむ・・合歓の花は、晩夏の季語ですが、万葉集にも謳われていますので、日本では古くからあった花です。わりあい背が高くなります。夏、枝先にまぁるい花―頭状の花序を十数個もつけるマメ科の落葉樹で、夕方には長い紅色の沢山ある雄しべが傘のように広がり、ぼんやりとした幻想的な美しい姿となります。そして、夜になるとそれらが閉じて、まるで眠ったように見えることから「ねむ(眠る)」の木といわれるとも聞いています。私は、この淡いピンクの、なんだか控え目にも見える、可愛さのある花が大好きです。

ねむの花

ねむの花(あいにくピンクではありませんが)

私どもが事務所を開いた桑名市は、三重県の北部に位置し、濃尾平野を還流する木曽三川(キソサンセン)と呼ばれる木曽川、長良川、揖斐<イビ>川の河口にあります。南東部には、伊勢湾が開け、桑名の焼きハマグリの本家でもあります。港町でもありましたし、また、伊勢神宮の一の鳥居が置かれていることもあって、古く江戸時代には、東海道の42番目の宿場町として、また、本田忠勝、後には松平家の城下町としても栄えました。つまり、自然、歴史と文化、そして味覚にも富んだ地域なのです。

近年の人口構成は、全国の趨勢と同じく、総人口は14万弱ですが、65才以上の高齢者の占める比率は26%強で、そして右肩上がり、2040年頃に34%・・・つまり3人に1人が高齢者となると予測されています。が、桑名市は、在宅医療に力を入れており、市役所のホームページには、「在宅療養のいろいろ」 が載っています。

こちら

私が看護師になった頃・・・だいぶ昔ですが、人々は健康を害したら病院に駆け込みました。そして、医師と看護師、その他の保健専門職が、「病院」という施設の中で、病気と向き合い、病気を治しました。ありがたいことに、私たちは、誰でも、どこでも医療を受けられるようになりました。

訪問看護時写真

訪問看護時写真

時代は変わりました。医療は高度化し、専門化も進みました。国民皆保険のおかげで、どこでも素晴らしい医療の恩恵を受けられ、世界のトップクラスの寿命も頂きました。が、それと共に高齢化がすすみました。気が付いたら、少子化も進んでいます。人口は減りつつある地域が増え、色々な不具合が出てきているのです。「念のために・・・病院に」ゆくことは、少し、はばかる時代になったとでも申しましょうか、、、

一方、自らが治療の選択をできる時代になっています。

また、技術的な進歩もあって、かつては助けられなかった子どもたちの命を救うことが可能になった反面、個々のご家庭では、「医療ケア」を必要とするお子さまの生活を支える体制が必要になっています。

重症でも助けられる時代、専門的治療が広く使える時代であり、そしてまた疾患の予防への取り組みが必要な時代にかわりつつあるのです。そして、病気ではないのですが、徐々に健康状態が低下するのが当たり前の世代・・・お年を召した人々が増えています。もちろん、不治の病の後の療養は自宅で、自宅で最期を、と思われる方々も増えています。が、それらに対応できる制度や体制はいまだ十分ではありません。

私ども「日本財団在宅看護センター三重『ねむの花訪問ナースステーション』」では、どなたであれ、私どもがお世話するきかいを頂いた方々のすべてが、たとえわずかの、残り少ない時間であっても、「ああ、わが家は良い! 楽しい時間だった!」 「良い人生だった・・・」と感じていただけるように、

【いつもあなたのそばに】

を、確実に実践できることを目指して、おひとりおひとりさまのご希望と、そのご家族のニーズにきめ細かく対応できる看護を目指しております。

頼もしいスタッフ

美しく、頼もしいスタッフ

生まれて、まだ、たった3ヵ月、赤ん坊で云えば、やっと頚が座ったころなので、立派な業績をお示しすることはできませんが、スピリットはハイ!!であります。

2014年からはじまった「日本財団在宅看護ネットワーク」の先輩たちのみならず、幾多の先人が種を蒔き、ていねいに育んでこられた在宅看護、その場を大切に、未来の看護に繋げていきたいと思っております。

諸先輩、皆さまのご支援ご鞭撻をお願い致します。