[支援している国々]
韓国


ハンセン病状況
活動開始年 1974年
登録患者数
(2016年度末)
NR
新規診断患者数
(2016年1年間)
NR

韓国ハンセン病研究院

大韓民国での活動

笹川記念保健協力財団は、1974年度から1998年度までの25年間、薬品・機材供与や専門分野における人材育成、国際共同研究などを通じ、同国のハンセン病対策活動の支援を行いました。

ハンセン病対策活動

韓国では、13世紀の初めにすでにハンセン病が存在していたことが記録に残っています。患者やその家族は天罰を受けたものとしてみなされ、厳しい差別と偏見に苦しみました。19世紀の初めにアメリカやイギリスのミッション団体がハンセン病病院を創設し、患者は治療を受けられるようになりましたが、日本占領下では日本のらい予防法が適用され、強制隔離政策が実施されました。その後、1962年にハンセン病対策の方針が隔離政策から外来治療へと変わり、1966年ごろから積極的なハンセン病対策活動が開始されるようになりました。

当財団が設立されて間もない1974年、韓国政府より当財団に対し、ハンセン病コントロールの中心的役割を果たすセンター建設に対する支援要請がありました。この要請を受け、当財団の石館理事長(当時)は現地に赴き、研究の必要性を確認したのち、資金を集めに奔走しました。その結果、日本財団の資金協力を得て「韓国ハンセン病研究院」の建設が実現しました。同研究院には病院が付属されており、設立以来韓国のハンセン病研究と教育の中心になっています。日本財団のほか、石館理事長の郷里である青森県の宗教共同体、松緑神道大和山が推進している「一食を捧げる運動」で集められた資金協力で、同研究院の運営費や医療機材の供与も可能となり、韓国のハンセン病研究の発展に寄与しました。当財団では、その後も同研究院に対し、ハンセン病に関する共同研究の実施支援や看護技術協力などを行いました。