[支援している国々]
バングラデシュ


ハンセン病状況
登録患者数
(2016年度末)
3,132人
新規診断患者数
(2016年1年間)
3,000人
制圧達成年 1998年
財団支援内容 ハンセン病制圧活動
薬品・機材供与
人材育成
啓発など

バングラデシュ人民共和国での活動

笹川記念保健協力財団では、1979年度より、ハンセン病対策に協力しています。

ハンセン病対策活動

バングラデシュのハンセン病制圧への取り組みは、1965年、ダプソン(最初の内服による治療薬)の導入により開始されました。北西部と北東部に特に多くの患者が住んでいました。多剤併用療法(MDT)が1981年にWHO(世界保健機関)専門家により開発されると、MDTはまずこうした多発地域に導入されました。1985年のことです。しかしその後8年あまり、ハンセン病の患者を減らす十分な成果は得られませんでした。

1991年の第44回世界保健総会で決議された、西暦2000年までに達成すべき公衆衛生上の問題としてのハンセン病の制圧とは、有病率(人口1万人あたりの患者数)が1以下となることです。MDT導入から8年後の1993年、バングラデシュには人口1万人あたり13人の患者がいました。また、新たに診断された患者の5人に1人(21.4%)が目に見える重篤な障がいを持っていました。

こうした状況を受け、1993年11月、政府は世界銀行による資金協力とWHOからの技術協力により、全国ハンセン病制圧プロジェクトを立ち上げました。そして翌1994年7月には、政府とハンセン病制圧活動を行っている11のNGOとの間で覚書が調印され、それまでばらばらに独自の活動を展開してきたNGOを政府の実施する全国ハンセン病制圧プロジェクトに取り込み、政府とNGOが一丸となって、統一された方法で、地域を分担して活動を展開するようになりました。その結果、4年後の1997年には、患者数を人口1万にあたり3.3人(1993年の4分1以下)まで減少させ、1998年末の制圧達成につながっていきました。

支援活動レポート

[バングラデシュ]ハンセン病制圧キャンペーン(LEC)
[バングラデシュ]ハンセン病啓発活動に対する協力
[バングラデシュ]回復者の包括的自立支援