[支援している国々]
ミャンマー


ハンセン病状況
活動開始年 1974年
登録患者数
(2017年度末)
2,216人
新規診断患者数
(2017年1年間)
2,279人
制圧達成年 2003年1月
財団支援内容 人材育成
薬品・機材供与
制圧活動
啓発
回復者支援

ミャンマー連邦での活動

笹川記念保健協力財団は、設立の1974年度から継続してハンセン病対策活動を行ってきました。

ハンセン病対策活動

1963年のミャンマーには約60万人のハンセン病患者がいたと推定されています。これは人口1万人あたり250人という極めて高い数値です。このため、政府は1969年より全国で積極的なハンセン病対策活動を開始しました。早期診断・早期治療を目指すためには、ハンセン病対策活動は基本的な医療サービスに統合することが効果的であることから、政府はいくつかの地域から開始し、ハンセン病対策やその他の疾病対策活動をも基本的医療サービスに統合することに成功しました。

ミャンマーに多剤併用療法(MDT)が導入された1986年までには、診断、治療、フォローアップなどのハンセン病対策活動は、保健センターの保健師によって行われるようになっていました。優れた専門家と末端レベルでの活動を徹底した保健師による各地域におけるきめ細かい活動の結果、1987年には患者数が人口1万人あたり53.4人、1990年には人口1万人あたり27.6人にまで減少するという非常に大きな成果を上げ、2003年にはハンセン病の制圧を達成しました。

当財団では財団設立から約30年にわたり、ハンセン病対策活動では主に医療面での活動を支援してきました。アジア各国で開催されたアジアにおけるハンセン病制圧や、ハンセン病の化学療法についての会議やワークショップへの専門家の派遣、ハンセン病担当官や技術者の研修を支援すると同時に、保健省を通じて薬品機材の供与も継続していってきました。また、末端レベルでのハンセン病対策活動を行う保健師や看護師が、担当地域できめ細かい活動を行うための交通手段としてオートバイや自転車、モーターボートの供与も行ってきました。

2003年度からはミャンマーの定着村に住むハンセン病患者や回復者の子どもたちの教育支援や、回復者組織の強化にも支援しています。

支援活動レポート

[ミャンマー]フィールド活動用自転車、オートバイ、車両、ボート供与
[ミャンマー]教育支援
[ミャンマー]保健省と地域保健局とのコーディネーション会議